
韓国が金メダル行進をつづけ、本格的な2位固めに入った。
第14回釜山(プサン)アジア大会8日目の試合で、韓国は6日、ボーリング女子3人組で金メダルを獲得し、射撃で銀メダル4つを追加して、日本との差をさらに広げた。
韓国はメダル順位で、午後4時半現在、金30、銀34、銅メダル43で、日本(金26、銀40、銅35)に大きな差をつけ、2位となっている。
韓国はボーリング女子3人組で金スギョン(仁川市庁)、車(チャ)ミジュン(大田市庁)、金ヨジン(ソウル市施設管理公団)が合計3805点を記録し、台湾(3796点)をぬいて、金メダルを獲得した。個人戦で優勝した金スギョンは、ボーリングで初めて2冠王を記録し、韓国選手のなかでは3番目の2冠王に輝いた。
前日金メダル3つを獲得した射撃で、韓国は李サンハク(KT)が男子25mラピット・ファイア・ピストルで本、決選合計686.8点を記録したが、中国(690.8点)に僅差を付けられ、銀メダルにとどまった。カン・ヒョンチョル、李ヨンフン(以上、韓国体育大)と共に出た団体戦でも中国に続き、2位となった。
女子50mフリーライフル3姿勢では、金チョンミ(仁川南区庁)、コン・ヒョンア(京畿道庁)、李ソンミン(清原郡庁)が合計1742点を記録したが、中国(1754点)に押され、銀メダルにとどまった。
また、女子10mランニングターゲットでも、朴チョンヨン、金トクナム(以上尚武)、金ムンソン(釜山市庁)が2位となった。
蔚山(ウルサン)トンチョン体育館で開かれた卓球混合ダブルスで、韓国は柳承敏(ユ・スンミン)—柳智惠(ユ・ジヒェ、以上三星カード)組が、南北対決と中国の障壁を乗り越え、決勝に進出、銀メダルを獲得した。
男子バスケットボールは香港を101—58で破り、4強進出を決めた。