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尹大統領「韓国とオランダは半導体2ナノ技術同盟」

尹大統領「韓国とオランダは半導体2ナノ技術同盟」

Posted December. 13, 2023 10:10,   

Updated December. 13, 2023 10:10

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オランダを国賓訪問中の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が12日(現地時間)、三星(サムスン)電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長、SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長と共に世界唯一の半導体EUV(極端紫外線)露光装置生産企業であるASML本社の「クリーンルーム」を訪れた。尹大統領は、今後の半導体市場の「ゲームチェンジャー」と呼ばれる2ナノメートル(1ナノメートルは10億分の1メートル)プロセスの技術力を備えたASMLの露光装置を視察した。最先端のファウンドリープロセスである2ナノメートルの技術優位性を占める場合、660兆ウォン規模の市場を占有できると分析される中、台湾のTSMCが優勢と観測される2ナノメートルの技術を追撃するため、大統領と主要半導体企業の総帥らが乗り出したのだ。

尹大統領は同日、オランダのウィレム・アレクサンダー国王、ASMLのピーター・ウェニンク最高経営責任者(CEO)、李氏、崔氏とともにフェルトホーフェンにあるASMLを訪れ、「半導体産業の革新とグローバル供給網の安定化に向けて、両国の緊密な協力を要請する」と述べた。海外歴訪での尹大統領の最初の企業訪問だ。屈指の技術力を確保して「スーパー乙」と呼ばれるASMLの核心施設が外国首脳に公開されたのは初めて。

大統領室関係者は、「三星電子と台湾のTSMCが3ナノメートル競争に入ったばかりだ」とし、「2ナノメートルプロセスを行うことができる装置を獲得すれば、非常に有利な立場に立つだろう」と意味づけした。尹大統領は11日(現地時間)、「今回の訪問を機に、韓国とオランダの半導体協力は『半導体同盟』に格上げされるだろう」と述べた。

三星電子はASMLと共同で1兆ウォンを投資し、次世代半導体技術の研究開発(R&D)センターの設立に関する了解覚書(MOU)を締結し、超微細製造プロセスを共同開発する計画だ。SKハイニックスは、ASMLとEUV水素ガスのリサイクル技術の共同開発MOUを締結した。


張寬錫 jks@donga.com