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北朝鮮、プルトニウム抽出で核弾頭最大6個生産可能

北朝鮮、プルトニウム抽出で核弾頭最大6個生産可能

Posted October. 07, 2023 08:44,   

Updated October. 07, 2023 08:45

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 北朝鮮が最近、寧辺(ヨンビョン)核施設で核兵器用プルトニウムの抽出作業を行った兆候が捉えられた中、米国の核専門家が今回抽出したプルトニウムで核弾頭を最大6個生産することができるという分析を出した。

国際原子力機関(IAEA)事務次長を務めた米シンクタンク「スティムソン・センター」のオリ・ヘイノネン特別研究員は5日(現地時間)、「これまで北朝鮮の年間核弾頭生産量は2、3個だったが、(今回は)最大6個を生産する可能性がある」と米政府系放送局のボイス・オブ・アメリカ(VOA)に語った。ヘイノネン氏は、「多くの兵器生産が可能な理由は、核弾頭の小型化と関連がある」とし、「弾頭1個当たりの必要なプルトニウムの量は少なくし、プルトニウムの品質を高めること」と説明した。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記は年初から「核弾頭の幾何級数的増大」を指示してきた。

北朝鮮が先月末、寧辺核施設内の5メガワット原子炉の運転を停止した情況は、東亜(トンア)日報の報道などを通じて伝えられた。核施設の稼働を停止した背景は、核物質であるプルトニウムを抽出するためである可能性が高い。


イ・ジユン記者 asap@donga.com