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尹大統領、広島G7で原爆被害在日同胞との懇談会を推進

尹大統領、広島G7で原爆被害在日同胞との懇談会を推進

Posted May. 02, 2023 08:37,   

Updated May. 02, 2023 08:37

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19日に広島で開催される主要7ヵ国首脳会議(G7サミット)への出席のために訪日する尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が、現地で被爆した在日同胞やその子孫に会うことを検討している。実現すれば、1945年の光復(日本統治からの解放)後、初めて韓国大統領が広島で韓国人原爆被害者に会うことになる。

1日、関係当局によると、政府は、1945年8月6日に原爆が投下された広島をはじめ、日本に居住する在日韓国人原爆被害者と尹大統領の懇談会の開催を調整している。尹大統領が広島の平和公園内の「韓国人原爆犠牲者慰霊碑」に献花する案も検討されている。政府関係者は、「尹大統領が(多国間会議に参加するため)別途の日程を設ける余裕はあまりないが、被爆した同胞が期待している慰霊碑訪問や、懇談会のような有意義な日程を考えている」と明らかにした。

韓国の要人の中では、潘基文(バン・ギムン)前国連事務総長が在任中の2010年に広島の原爆犠牲者慰霊碑を訪れた。

現在、広島および近隣に暮らす韓国人被爆者は、多くが80、90代の高齢者だ。彼らは、日本で、被爆者であると共に在日韓国人として二重の苦しみを経験した。

一方、尹大統領は先月27日(現地時間)、ホワイトハウスのブレアハウス(迎賓館)を離れる前に、バイデン大統領夫妻から首脳会談や議会演説などワシントンの日程が含まれた写真集を贈られ、「バイデン大統領夫妻とは前世に深い縁があるようだ」と述べ、「韓国に行ったら必ずお礼の電話を差し上げる」と話したという。韓米同盟70年を記念した国賓訪米で、両国首脳間の感情的な交流の場面と評価されている。


東京=イ・サンフン特派員 チャン・グァンソク記者 sanghun@donga.com · jks@donga.com