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韓国軍、高威力ミサイル発射施設など西海の無人島に構築へ

韓国軍、高威力ミサイル発射施設など西海の無人島に構築へ

Posted November. 23, 2022 09:11,   

Updated November. 23, 2022 09:11

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軍が、西海(ソへ・黄海)の無人島に長距離誘導ミサイル(L-SAM)、高威力弾道ミサイルなど大型発射体の飛行試験のための施設の構築に乗り出した。北朝鮮の弾道ミサイル開発が高度化し、これに対応する韓国のミサイル開発の需要が高まったことによる措置だ。

22日、与党「国民の力」の姜大植(カン・デシク)議員によると、国防科学研究所(ADD)は来年から2026年まで約357億ウォンを投じて無人島にミサイル発射施設を構築する事業を推進している。現在、関連予算を来年度国防予算に反映させることをめぐり、国会予算決算特別委員会で議論されている。ADDはまた韓国型垂直発射体(KVLS)が搭載された大型試験船の建造も推進している。中小型誘導弾を発射できるこの試験船の建造には、今年から26年までに約1593億ウォンが投入される見通しだ。

ADDは、このような試験空間が造成されれば、これまで試射にかかったバージ船の賃借料(年間80億ウォン)を削減でき、安全問題まで解消できると見ている。姜氏は、「増大する北朝鮮の脅威に備え、既存の試験場で発生した住民被害を解消するには、すべての種類のミサイルを試射できる新しい研究施設が必要だ」と話した。

こうした中、韓米は最近、来年中旬に07年から隔年で行われる合同潜水艦訓練「サイレント・シャーク」の実施を議論したという。北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の高度化に対応し、韓米の合同対応態勢を強化するためのものだ


申圭鎭 newjin@donga.com