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ドイツ政府、「親ロ」シュレーダー元首相の特典剥奪

ドイツ政府、「親ロ」シュレーダー元首相の特典剥奪

Posted May. 20, 2022 09:27,   

Updated May. 20, 2022 09:27

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ドイツ政府が、シュレーダー元首相(78・1998~2005年在任・写真)が、ロシアのウクライナ侵攻後にも露骨な親ロ言動を続けているとし、元首相への優遇の次元で提供した事務所を閉鎖することを決めた。ドイツは元首相に国費で事務所や補佐官人員を提供している。閉鎖が確定すれば、シュレーダー氏は年間40万7千ユーロ(約5億3千万ウォン)に準ずる特典を失う。

ドイツの国際放送ドイチェ・ベレ(DW)などは18日(現地時間)、与党社会民主党、同党と連合政府を構成している緑の党、自由民主党が、首都ベルリンの連邦議会の建物にあるシュレーダー氏の事務所を閉鎖することに同意したと報じた。3党は「シュレーダー氏が元首相の義務を正しく遂行していない」とし、親ロ路線を見過ごすことはできない考えを明らかにした。クリスティアン・リントナー財務相兼自由民主党党首は、「ロシアのプーチン大統領のためにロビー活動をする元首相が税金で特権を享受することは想像できない」と批判した。シュレーダー氏が属する社会民主党内では党除名を求める声が殺到している。

 

シュレーダー氏はプーチン氏を「友」と呼び、ロシアの肩を持っている。特に先月24日、米紙ニューヨーク・タイムズとのインタビューでは、ロシア軍がウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊のブチャなどで行った民間人集団虐殺を否定して「プーチン氏が民間人への攻撃を命令してはいないだろう」と主張し、大きな論議を呼んだ。

 

シュレーダー氏は退任直前、ロシアとドイツを結ぶ天然ガスのパイプライン「ノルトストリーム2」事業を承認し、退任後、ノルトストリーム2と並行して敷設されているパイプライン運営会社の役員を務めている。2017年から現在まで、ロシアの国営石油企業ロスネフチの会長でもある。シュレーダー氏が毎年ロシアから得る金は87万ドル(約11億ウォン)にのぼる。


キム・スヒョン記者 newsoo@donga.com