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日本訪問の米大統領夫人、「着回しファッション」が話題

日本訪問の米大統領夫人、「着回しファッション」が話題

Posted July. 28, 2021 08:59,   

Updated July. 28, 2021 08:59

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バイデン米大統領のジル夫人(70)が「着回し」ファッションで注目を浴びている。公開の席上で新しい衣装で「ファッション外交」を繰り広げてきた米国の歴代大統領夫人とは違って、以前に着た服を新たに演出することで、素朴な魅力を披露しているという評価を受けている。

26日(現地時間)、米紙ニューヨーク・タイムズは、「ジル夫人が東京に滞在する間、一度を除いて以前に着た服を着回した」とし、「これまでのファッション慣例を破った」と報じた。

中低価格のブランドの服を着こなし、「ファッションアイコン」に浮上したオバマ元大統領のミシェル夫人、公開の席で高価なブランドの衣装を着て現れ、「一人ランウェイ」という批判を受けたトランプ前大統領のメラニア夫人とは異なる。

ジル夫人は22日、東京米空軍基地に到着し、専用機から降りた時、赤いドレスを着ていた。このドレスは、6月に米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長とフロリダのワクチン接種現場を訪れた時に着た服だ。22日、菅義偉首相夫妻と晩餐の席で着た花柄のスカートスーツ、23日の五輪開会式で着た水玉模様のワンピースは、すべて6月の先進7ヵ国首脳会議((G7サミット)参加のために英国のコーンウォールを訪れた時に着た衣装だ。

今回の東京訪問期間にジル夫人が着た「新しい服」は、24日に米代表チームの応援のために水泳競技場を訪れた時に着た米アパレル大手ラルフ・ローレンのジャケットと米選手団の公式ユニフォームである白色のズボンだけだ。

同紙は、「大統領夫人の着回しファッションは、本人を際立たせる服を長く大切に保管して着ることで、その服の価値を高める」と評価した。


シン・アヒョン記者 abro@donga.com