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与党院内代表選も「親尹の二者対決」

Posted March. 27, 2023 08:28,   

Updated March. 27, 2023 08:28

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与党「国民の力」の金起炫(キム・ギヒョン)代表とタッグを組む院内代表の選挙が、金学容(キム・ハクヨン)議員(京畿道安城・当選4回)と尹在玉(ユン・ジェオク)議員(大邱達西乙・当選3回)の「親尹(親尹錫悦)二者対決」に絞られる模様だ。すでに党指導部と党の重要ポストに親尹議員が多数布陣しており、誰が当選しても党の親尹カラーが濃くなる見通しだ。

26日、「国民の力」によると、金議員と尹議員は来月7日に行われる院内代表選挙に出馬する意向を固め、事実上の選挙戦に突入した。

金議員は、来年の総選挙で党内19議席にすぎない首都圏議席の拡大を強調する「首都圏の院内代表」を掲げている。特有の親和力も金議員の強みとされる。尹議員は昨年の大統領選で状況室長を務め、全国規模の選挙を勝利に導いた「全国選挙の経験」を強調している。

1961年生まれの同い年である両議員は、共に親尹とされる。金議員は昨年の大統領選と同時に行われた補欠選挙に出馬し、安城で尹大統領と合同遊説を行ったことがある。親尹の核心である権性東(クォン・ソンドン)、張済元(チャン・ジェウォン)議員とも親交が深い。尹議員は大統領選の時、党選挙対策本部の状況室長を務め、尹大統領から信任を受けたという。

党内では、「誰が院内代表になっても党指導部は親尹一色」という反応が出ている。金代表が任命または内定した主要党役員11人のうち非尹(非尹錫悦)とされるのは、劉承旼(ユ・スンミン)元議員に近い姜大植(カン・デシク)指名職最高委員と羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)元議員に近いキム・ミンス報道担当しかいない。当初、出馬を検討していた非尹陣営の曺海珍(チョ・ヘジン)、金台鎬(キム・テホ)議員も出馬しない意向を明らかにした。党関係者は、「党の主要ポストをすでに親尹が占拠した状況で、非尹が院内代表に当選する可能性は事実上ないと判断したのだろう」と話した。


趙東住 djc@donga.com