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「互いに足の指を口に入れ合った」 チン・ソンギュ、コン・ミョンとの息ぴったり共演語る

「互いに足の指を口に入れ合った」 チン・ソンギュ、コン・ミョンとの息ぴったり共演語る

Posted June. 29, 2026 08:55,   

Updated June. 29, 2026 08:55


「ミョン(俳優コン・ミョン)とは、お互い足の指を口に入れ合った仲ですから、本当の弟みたいな感覚になるほど仲良くなりました」

19日に配信されたネットフリックス映画「夫たち」には、犯罪組織に捕まり、腕を縛られたまま冷凍倉庫に閉じ込められた2人の男が、互いの足の指を相手の口に入れて頭にかぶせられたビニール袋を破る場面が登場する。22日、ソウル市鍾路区(チョンノグ)のカフェで会った俳優のチン・ソンギュ氏(49)は、このシーンについて「お互いへの信頼があったからこそ可能だった」と話した。後輩のコン・ミョン(32)と現場でアドリブとして生み出した場面だという。劇中でミンソク(コン・ミョン)がチュンシク(チン・ソンギュ)に向かって「サルみたいな顔だ」とからかうせりふも、すべて現場で即興的に生まれた。

「夫たち」は、観客1626万人を動員した「エクストリーム・ジョブ」(2019年・韓国映画歴代興行3位)のチン・ソンギュとコン・ミョンが再び共演したアクションコメディだ。今回は1人の女性の元夫と現在の夫という関係を演じる。チン・ソンギュが演じる元夫ファン・チュンシクは、犯人逮捕では抜け目がない一方、それ以外はどこか頼りない麻薬捜査班のベテラン刑事。コン・ミョンが演じる現在の夫イ・ミンソクは、エクストリームスポーツ好きと言いながらも、どこか抜けたところのある獣医だ。妻が誘拐されると、性格も職業も正反対の元夫と現在の夫が、思いがけず協力することになる。

「夫たち」は配信初週、ネットフリックスの世界TOP10(非英語映画部門)で2位に入った。しかし、一般の観客と評論家の評価は賛否が分かれている。

「エクストリーム・ジョブ」が、刑事たちが潜入捜査のために始めたチキン店が大繁盛するという設定を軸に、説得力ある物語を展開しながら自然に笑いを織り込んでいたのに対し、「夫たち」は笑いを生む場面づくりに重点を置きすぎた結果、物語がやや作為的で偶然に頼りすぎているとの指摘がある。そこで生まれたコメディも打率は高いとは言えず、手錠を使った格闘やコン・ミョンのカーアクションにも既視感がある。「エクストリーム・ジョブ」で終盤のアクションが痛快さと意外な笑いを同時に生み出していたことを思えば、物足りなさが残る。

チン・ソンギュも「エクストリーム・ジョブ」を意識せずにはいられなかったという。「基準が韓国最高のコメディ(『エクストリーム・ジョブ』)だと言われるので、『(今回の映画は)いまひとつだ』という反応も覚悟していた」としながらも、「ただ『今回の作品のスタイルに合わせて演じよう』と考えていた」と語った。一方、コン・ミョンは「『エクストリーム・ジョブ』とは全く違う作品なので、そんなふうに比較されるとは思わなかった。むしろソンギュ兄さんと楽しくやれるという期待でいっぱいだった」と話した。

安定したコメディの文法に沿っているだけに、「あえて『エクストリーム・ジョブ』と比較しなければ十分楽しめる作品」との評価もある。チン・ソンギュは、「『主演俳優として作品をしっかり引っ張っていたね』と言われることはあまりなかった(笑)。今回は試写会でそう言ってもらえた」とし、「この作品が本当に好きで、いい作品に仕上げたいという思いが強かった」と話した。

劇中で社会部記者チョ・アラを演じた全昭旻(チョン・ソミン)について、チン・ソンギュは「バラエティ番組『ランニングマン』で見ていて、好きだし個性的な人だと思っていたが……演技を見て『やっぱり本物の俳優だったんだ』と思った」と語った。

「夫たち」のラストには少女時代のユナがサプライズ出演する。続編を意識した演出ではないかと問われると、チン・ソンギュはこう答えた。

「話がうまくつながれば、『夫たち2』でもいいし、『妻たち』を作っても面白いと思いました。(劇中の夫たちの)妻もみんな登場していますからね。機会があれば、本当にうれしいです」


キム・ドヨン記者 repokim@donga.com