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捨て犬から希望の救助犬へ ベネズエラの英雄「ツナミ」

捨て犬から希望の救助犬へ ベネズエラの英雄「ツナミ」

Posted June. 29, 2026 08:47,   

Updated June. 29, 2026 08:47


「『ツナミ』は私たちの英雄だ」

24日(現地時間)に発生したマグニチュード7.2、7.5の連続地震で甚大な被害を受けたベネズエラで、「ツナミ」という名の災害救助犬が希望の象徴として注目を集めている。

27日、現地メディアやソーシャルメディアによると、ツナミは黒と水色の、いわゆるオッドアイを持つボーダーコリーで、建物倒壊現場で生存者を捜索する特殊訓練を受けてきた救助犬だ。ツナミは、ベネズエラの首都カラカスのマンション倒壊現場で、がれきの下に閉じ込められた高齢の生存者の居場所を突き止める決定的な役割を果たし、一躍有名になった。救助隊は、ツナミが生存者がいると判断して立ち止まった場所を重点的に捜索し、生存者を救出した。この場面が映像や報道を通じて広がり、ベネズエラ国民に希望と慰めを与えていると海外メディアは伝えた。

特にツナミは、もともと捨てられた犬で、飼い主から虐待も受けていたことが知られ、さらに大きな話題となっている。ツナミは捨てられた後、ベネズエラの救助隊員ホルヘ・ビンス氏に保護され、専門訓練を受けた。現在は災害救助チーム(K-SAR ECID)に所属して活動している。2023年のトルコ大地震やベネズエラの土砂災害の現場にも投入されたという。

現地では、ツナミを見て、1999年のバルガス災害で英雄犬として国民から大きな愛情を受けた「オリオン」を思い出す人も少なくない。当時、バルガス地域では集中豪雨による洪水と土砂崩れが発生し、1万人以上が死亡したが、ロットワイラー犬のオリオンが救助活動に大きく貢献した。

オリオンは当時、泥やがれきに埋もれた人や濁流に流された人々を次々と発見した。救助当局は、オリオンの活躍によって37人の命が救われたと明らかにした。その後、オリオンにはベネズエラ政府から勲章が授与され、銅像も建てられた。ベネズエラでは、ツナミを「第2のオリオン」と呼ぶ人もいるという。


オ・スンジュン記者 ohmygod@donga.com