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蚕室開票所取り囲み再選挙要求 市民の抗議集会3日目に

蚕室開票所取り囲み再選挙要求 市民の抗議集会3日目に

Posted June. 08, 2026 09:00,   

Updated June. 08, 2026 09:00


ソウル松坡区(ソンパク)のオリンピック公園ハンドボール競技場付近で、6月3日の地方選挙の投票用紙不足問題を糾弾する集会が7日にも続いた。集会初期には、一部の参加者が開票所を封鎖し、出入りする人々を独自に検問するなど緊張した状況もみられたが、週末に入ってからは比較的穏やかな雰囲気の中で行われた。参加者の間からは「政治的スローガンを排除しよう」との声も上がった。

ハンドボール競技場は、投票用紙不足問題により本投票日の3日午後10時まで投票が続いたソウル松坡区蚕室(チャムシル)7洞第2投票所の投票箱が開票される場所として設けられた。集会は投票箱が競技場へ搬送された5日午前から始まった。当時、参加者らは事実上開票所を封鎖し、出入りする人々を呼び止めて身元を確認したり、移動を制限したりした。この過程で、JTBC取材陣が封鎖された出入口ではなく窓から出ようとしたところ、一部参加者から暴行を受ける事態も起きた。6日には不正選挙を主張する保守系野党「自由と革新」の黄教安(ファン・ギョアン)代表らが演説を行った。

しかし、週末を迎えて20~40代の市民が参加するようになると、集会は比較的落ち着いた雰囲気の中で行われた。公園の一角の芝生にはレジャーシートやキャンプ用の椅子を広げ、家族連れで集まる参加者の姿も目立った。会場の各所には、「『再選挙』『参政権侵害』『愛国歌』だけを叫び、その他の意見はしばらく控えてほしい」「どの組織にも属さず、個人として再選挙を訴えていく」と書かれた案内文が貼られていた。

自家用車を意見表明の手段として活用した参加者もいた。車には「国民が国家の主だ、再選挙を実施せよ」などの文言が書かれていた。車の所有者であるペク・スンテさん(24)は、「市民のさまざまな声を反映するため、マーカーを用意した」と話した。3歳の娘とともに京畿道九里市(キョンギド・クリシ)から訪れたキムさん(37)は、「民主主義の基本的な手段である投票権が制限されたことを不当だと思った」とし、「保守と革新かの問題ではない」と語った。

主催団体を置かずに結成されたボランティアらは、緑色のガムテープで作った矢印を地面に貼って移動経路を案内し、支援を受けた飲料水や飲み物を配布した。警察の非公式推計によると、6日午後10時時点でオリンピック公園付近に集まった人員は3万人だった。同じ時間帯にオリンピック公園のKSPOドームなどでK-POP公演が開かれていたことも影響したとみられる。

5日にオリンピック公園内の開票所を訪れて抗議していた最大野党「国民の力」の張東赫(チャン・ドンヒョク)代表は、厳しい批判を続けた。張氏は7日、「投票箱の中の投票用紙が本当に自分が投票したものなのか信じられない状況を、中央選挙管理委員会が自ら招いた」と述べた。

張氏は同日の国会記者懇談会で、「(6・3地方選挙で)明らかになった違法・脱法行為は一つや二つではない」とし、「警察立ち会いの下で厳重に搬送されるべき投票用紙が、誰の監視もないままショッピングバッグやジッパー付き袋に入れられて運ばれた」と主張した。さらに、「どこで分けられたものかも分からない通し番号のない投票用紙に、手書きで番号を書き込んだ」とし、「これも明白な選挙法違反だ」と述べた。

また、張氏は「これまで明らかになった問題だけでも今回の選挙の公正性は完全に損なわれた」とし、「投票用紙が不足したと選管委が認めた地域だけでも全国で50カ所に達する」と主張した。その上で、「氷山の一角にすぎない」とし、「参政権を奪われた国民がどれほどいるのか見当もつかない」と強調した。


チョン・ナムヒョク記者 チョン・ソヨン記者 forward@donga.com