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「1等級」競争の重圧か 昨年の高校1年中退者1万人超

「1等級」競争の重圧か 昨年の高校1年中退者1万人超

Posted June. 08, 2026 09:12,   

Updated June. 08, 2026 09:12


昨年、高校生100人のうち3人が学校を辞めたことが分かった。入学から1年も経たないうちに学業を中断した高校生は1万人を超えた。一般的に高校中退の理由は学校不適応や海外渡航、病気などさまざまだ。ただ、昨年から高校1年生の内申評価制度が9等級制から5等級制に変わったことで、1等級に入れなければ主要大学への進学が難しくなると判断し、中退して別の進学ルートを模索するケースが増えているとみられる。

●過去7年で最多の高校中退者

7日、鍾路(チョンノ)学院が学校情報公開サイト「学校アラリミ」の公表資料を分析した結果によると、昨年、全国の一般高校1703校で学業を中断した生徒は1万8661人に達し、過去7年で最多となった。一般高校の中退者数は、コロナ禍の2020年には9504人まで減少したが、その後再び増加傾向を示している。昨年は前年より163人増えた。

特に昨年学業を中断した高校1年生は1万450人だった。コロナ禍の影響で中退者が最も少なかった2020年の5015人の約2倍に当たる。内申9等級制が最後に実施された2024年と比べても603人増加した。

内申1等級を取れなければ難関大学への進学が難しいとの不安から中退者が増えたとの分析も出ている。内申5等級制では1等級が上位10%以内、2等級が上位10~34%以内に該当する。9等級制より1、2等級の対象範囲は広がったが、上位等級に入れなければ大学入試で大きく不利になるとの不安が高まっているという。実際に京畿道(キョンギド)の非平準化高校や、ソウル江南区(カンナムグ)・瑞草区(ソチョグ)の高校では、高校1年生の中退者が多かった。朴南基(パク・ナムギ)元光州(クァンジュ)教育大学総長は、「内申5等級制への移行に伴う学業中断者の増加は予想されていた問題だった」とし、「制度導入の趣旨とは異なり、内申競争の負担は軽減されなかった」と指摘した。

大学修学能力試験(日本の大学入学共通テストに相当)を受験する高卒認定試験出身者も増加傾向にある。修学能力試験の志願者のうち高卒認定試験出身者は、2025学年度が2万109人、2026学年度が2万2355人となり、2年連続で2万人を超えた。

●「一般選抜縮小で以前ほど有利ではない可能性も」

ただ、高校を中退した後、受験予備校などで大学入試の一般選抜対策に専念する方法は、以前のような成果を上げにくくなるとの見方もある。大学側が一部高校生の中退増加を踏まえ、一般選抜の募集人員を減らすなど入試制度を見直しているためだ。

ソウル大学の2028学年度一般選抜募集人員は1107人で、前年度(1361人)より254人減る。延世(ヨンセ)大学も同期間に1510人から1159人へ減少する。ソウル大学、高麗(コリョ)大学、延世大学では、2028学年度の一般選抜で学校生活記録簿(学生簿)を反映する割合が62.3%となる。大学側は中退前の学生簿記録も評価に活用している。鍾路(チョンノ)学院のイム・ソンホ代表は、「内申上位圏から外れた生徒のための安定的な入試政策が必要だ」とし、「学校側もこうした生徒に対する教育や進学支援体制を整える必要がある」と話した。


キム・ミンジ記者 チェ・イェナ記者 minji@donga.com