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北朝鮮、新たなウラン濃縮施設を公開「核能力は従来の2倍」

北朝鮮、新たなウラン濃縮施設を公開「核能力は従来の2倍」

Posted June. 05, 2026 08:59,   

Updated June. 05, 2026 08:59


北朝鮮は4日、ウラン濃縮施設とみられる新たな核物質生産施設を公開した。金正恩(キム・ジョンウン)総書記は新たに稼働した生産施設を現地指導し、核戦力強化への意志を強調した。韓国政府は、北朝鮮が公開した施設について、寧辺(ヨンビョン)の新たな核施設である可能性が高いとみている。

4日の朝鮮中央通信によると、正恩氏は前日(3日)、新たに操業を開始した核物質生産工場を現地指導した。正恩氏は工場の操業指標や生産計画などを直接確認した上で、「過去5年間の核戦力強化を経て、兵器級核物質の生産能力は従来の2倍を超える水準に達した」と評価した。

その上で、「国家の核戦力を幾何級数的に強化するための今後の大規模な計画について、その実行の手順と基盤を確定した」と強調した。中国の習近平国家主席の訪朝を前に、核保有国としての地位を既成事実化し、核能力を誇示する狙いとの見方が出ている。

北朝鮮は施設の場所や規模については明らかにしなかった。韓国政府は、北朝鮮が昨年、寧辺核施設に新たに建設したウラン濃縮施設である可能性が高いとみている。ただ、これまで内部が公開されたことのない平安北道亀城(ピョンアンプクト・クソン)や「第4地域」の可能性もある。北朝鮮のウラン濃縮施設は、平安北道寧辺、平安南道降仙(ピョンアンナムド・カンソン)、平安北道亀城の3カ所にあるとされる。正恩氏の核物質生産施設視察が公開されたのは、2024年9月と昨年1月に続いて今回で3回目となる。


權五赫 hyuk@donga.com