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北朝鮮女子サッカークラブ、12年ぶり訪韓 20日にAFC女子CL準決勝

北朝鮮女子サッカークラブ、12年ぶり訪韓 20日にAFC女子CL準決勝

Posted May. 18, 2026 08:27,   

Updated May. 18, 2026 08:27


「ネゴヒャン(私の故郷の意)女子サッカークラブを歓迎します」

北朝鮮のネゴヒャン女子サッカークラブのスタッフと選手団が17日午後2時52分ごろ、仁川(インチョン)国際空港第1旅客ターミナル1階到着ロビーに姿を現すと、「自主統一平和連帯」や「仁川以北失郷民支援会」などの民間団体関係者約40人が歓迎の声をあげた。しかし、ネゴヒャン女子サッカークラブのスタッフと選手35人は、硬い表情のまま正面だけを見つめて空港を後にした。「久しぶりの訪韓だが感想を一言お願いしたい」などの記者団の質問にも無言を貫いた。

この日午後、仁川空港に到着した選手団は、ヒョン・チョルユン団長やリ・ユイル監督らスタッフ12人、選手23人の計35人。当初、アジアサッカー連盟(AFC)を通じて伝えられた名簿には予備選手4人を加えた計39人が含まれていたが、最終的に35人が韓国入りした。濃紺のスーツをそろって着用した選手団は全員、上着左側に金日成(キム・イルソン)主席と金正日(キム・ジョンイル)総書記の顔入りの肖像バッジを付けていた。選手団はそのまま空港の出口に待機していたバスに乗り込み、京畿道水原(キョンギド・スウォン)の宿舎へ向かった。

北朝鮮選手団の訪韓は、2018年12月に仁川で開かれた国際卓球連盟(ITTF)ワールドツアー・グランドファイナルズ以来、7年5カ月ぶり。特に北朝鮮女子サッカーチームの訪韓は、2014年仁川アジア大会以来12年ぶりとなる。20日午後、水原総合運動場で水原FCウィミンとAFC女子チャンピオンズリーグ(AWCL)準決勝を戦い、勝利すれば23日にメルボルン・シティ(豪州)対東京ヴェルディ(日本)戦の勝者と決勝を戦う。

ネゴヒャン女子サッカークラブは、北朝鮮のたばこ・食品国営企業「ネゴヒャン」の支援を受けている。リ・ユイル元北朝鮮女子代表監督が指揮を執り、2024年の国際サッカー連盟(FIFA)U-17女子W杯とU-20女子W杯で北朝鮮を優勝に導いた代表選手らが多数含まれている。2025年11月、ミャンマー・ヤンゴンで行われた今大会予選では、水原FCウィミンを3-0で下している。今大会でも優勝候補の一角とみられている。

7年5カ月ぶりの訪韓ではあるが、北朝鮮選手団は試合など公式日程以外の外部露出を最小限に抑える見通しだ。当初、北朝鮮選手団は準決勝の相手である水原FCウィミンと同じホテルを使用する予定だったが、AFC側の要請により単独で宿泊施設を使用することになった。北朝鮮側がAFCに対し、選手団宿舎の分離を要請したという。準決勝前日の19日には、ネゴヒャン女子サッカークラブなど準決勝進出4チームが参加する公式練習と記者会見が予定されている。


權五赫 hyuk@donga.com