
慶尚南道晋州市(キョンサンナムド・チンジュシ)のCU物流センター前で開かれた全国民主労働組合総連盟傘下の貨物連帯コンビニ支部CU支会の集会中、出庫しようとした物流車両と組合員が衝突し、組合員1人が死亡、2人が負傷した。
20日、慶南(キョンナム)警察庁と慶南消防本部によると、同日午前10時32分ごろ、晋州市井村面礼下里(チョンチョンミョン・イェハリ)のCU晋州物流センター前で、2.5トン箱型トラックが労組員3人と衝突する事故が発生した。この事故で組合員のソ氏(50代)が心停止の状態で病院に搬送されたが死亡し、ほか2人は重軽傷を負った。負傷者はいずれも命に別条はないという。
当時、労組はコンビニ物流を担うBGFロジスを相手に、配送ドライバーの待遇改善や団体交渉参加を求め、3日目の集会を続けていた。BGFロジスはCUを運営するBGFリテールの物流・配送子会社だ。トラックがセンターを出ようとした際、数十人の組合員が車両の前をふさぎ、その過程で事故が起きたとみられる。
警察はトラック運転手を特殊傷害容疑で立件した。警察関係者は「車両が故意に組合員に突っ込んだのか、組合員が車両前を阻止する中で事故が発生したのかなどを詳しく調べている」と話した。
貨物連帯は7日から運賃引き上げや安全運賃制の拡大適用を求め、無期限のゼネストに入っている。労組は京畿道華城(キョンギド・ファソン)、安城(アンソン)、全羅南道羅州(チョらナムド・ナジュ)、慶尚南道晋州などCU物流センターの主要出入口を封鎖し、車両の出庫を阻止してきた。17日からは忠清北道鎮川(チュンチョンブクト・チンチョン)のBGFフード工場の出入口も封鎖している。会社側はスト長期化に伴う物流遅延で一部店舗への商品供給に支障が出たことから、代替車両を投入して出庫を試みたとされる。この過程で衝突の懸念が高まり、警察に協力を要請し、現場には警察が配置されていた。
事故直後、貨物連帯本部はCU晋州物流センター前への全組合員集結を指示する非常指針を出し、総力対応に入った。同日午後には組合員が車両で警察のバリケードに突入する事態も発生し、警察官1人が負傷した。警察は組合員2人を公務執行妨害容疑で立件し、調べている。
晋州=ト・ヨンジン記者 0jin2@donga.com






