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再封鎖前にホルムズ通過のタンカー、大山港へ

再封鎖前にホルムズ通過のタンカー、大山港へ

Posted April. 21, 2026 09:39,   

Updated April. 21, 2026 09:39


再封鎖前にかろうじてホルムズ海峡を通過した原油タンカー1隻が、原油100万バレルを積載して韓国に向かっていることが分かった。100万バレルは、韓国の1日当たり原油消費量(約280万バレル)の約35%に相当する。

20日、船舶追跡プラットフォームのマリントラフィックによると、マルタ船籍の原油運搬船「オデッサ」号が大山(テサン)港へ向かっている。入港予定日は5月8日。スエズマックス級(スエズ運河を通過可能な最大規模のタンカー)の同船には約100万バレルの原油が積載されているとされる。これはHD現代(ヒョンデ)オイルバンクの既存の長期契約に基づく供給分で、大山港には同社の製油施設がある。

精油業界によると、この船舶は18日(現地時間)、イランがホルムズ海峡を再封鎖する前に同海峡を抜けたと伝えられている。この船に先立ちホルムズ海峡を通過して韓国に到着した原油タンカーは、先月20日に原油200万バレルを積載して大山港に入港した超大型原油タンカー(VLCC)「イーグル・ヴェロール」号が最後とされる。それ以降、ホルムズ海峡を経由した中東産原油の調達は事実上中断しているという。

マリントラフィックによるとこの日、シンガポール船籍の石油製品運搬船「ナビグ8・マクアリスター」号もホルムズ海峡を抜け、蔚山(ウルサン)港へ向かっている。同船には石油化学の主要原料であるナフサ約6万トンが積載されていると推定される。

精油業界の関係者は「ホルムズ海峡は一時的に開放されたかと思えばすぐ再封鎖されるなど、予測不能な状況が続いている」とし、「短ければ第3四半期(7~9月)、長ければ下半期(7~12月)を見据えた長期計画を立てるのが難しい状況だ」と話した。


パク・ジョンミン記者 blick@donga.com