
先月の韓国の外貨準備高が約40億ドル(約6兆200億ウォン)減少し、11カ月ぶりの大幅な減少となった。ドル高に伴うウォン安の進行を抑えるため、当局が市場にドルを供給した影響とみられる。
3日、韓国銀行(韓銀)によると、3月末時点の外貨準備高は4236億6000万ドルと、前月末に比べ39億7000万ドル減少した。韓銀の関係者は、「3月のドル高で外貨資産のドル換算額が減少したうえ、国民年金との通貨スワップなど外為市場安定化措置を実施したこともあり、外貨準備高が減少した」と説明した。
外貨準備高の減少幅は昨年4月(49億9000万ドル減)以来の大きさとなった。当時はトランプ米大統領が世界を対象に相互関税を発表し、対ドルのウォン相場が大幅に進んだ。当局の積極的な市場介入で、外貨準備高は5年ぶりの低水準となる4046億7000万ドルまで減少した。
中東戦争の影響で4月に入ってもウォン安(1ドル=1500ウォン台)が続いており、外貨準備高の減少傾向が続くとの見方が出ている。とりわけ国際原油価格の上昇とウォン安が重なり、今月から消費者物価が大きく上昇する可能性への懸念が高まっている。
チェ・ミソン記者 cms@donga.com






