
李在明(イ・ジェミョン)大統領と夫人の金恵景(キム・ヘギョン)氏は29日、李在明政権発足後初の全国選挙となる6・3地方選の期日前投票に参加した。
大統領室の安貴朎(アン・グィリョン)副報道官によると、李氏夫妻は期日前投票初日の同日午前、青瓦台(チョンワデ)近くのソウル鍾路区三清洞(チョンノグ・サムチョンドン)の住民センターに設けられた投票所を訪れ、投票を行った。夫妻は自宅住所地である仁川市桂陽(インチョンシ・ケヤン)乙選挙区を対象とした域外投票に参加した。李氏は灰色のネクタイ姿で投票所に到着した。不要な誤解を避けるため、特定政党を象徴する色を避けたとされる。この日は姜勳植(カン・フンシク)大統領秘書室長も同行した。
李氏は記票所に入った後、記票済みの投票用紙を手に出てきて、「管理員はどこですか。丸印が完全に押されず半分しか押されていないけど、大丈夫ですか」と尋ねた。さらに「これしか押されていないが大丈夫なのか。無効票にならないのか。半分しか押されていない」と話した。現場にいた選挙管理委員会の関係者が「無効票にはならない」との趣旨で答えると、李氏は再び記票所に入り、投票を終えた。
野党「国民の力」は同日、「民主主義の根幹を揺るがす李大統領の『投票用紙露出事件』だ」とし、「公職選挙法違反に当たるのか徹底的に調査すべきだ」と主張した。国民の力・中央選対委の朴成訓(パク・ソンフン)広報団長は論評で、「期日前投票所を舞台に民主党(候補)へ記票した投票用紙を全国民に露出した行為は、露骨な選挙運動を狙った周到で卑劣な『企画型違法選挙』にほかならない」と批判した。
選管の関係者は「投票所の外に出たわけではなく、記票所を一時的に出た行為自体に問題はない」としつつ、「ただ、記票済みの投票用紙が他人に公開された場合、無効票となる可能性もあり、状況を正確に確認する必要がある」と説明した。
朴訓祥 tigermask@donga.com






