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大統領室行政官、監査院回答文言を逐一指示か

大統領室行政官、監査院回答文言を逐一指示か

Posted March. 31, 2026 09:11,   

Updated March. 31, 2026 09:11


尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権当時に進められたソウル龍山区漢南洞(ヨンサンク・ハンナムドン)の大統領官邸移転をめぐる特恵疑惑に関連し、監査院の監査を前に大統領室の行政官が建設会社代表に虚偽の回答を求めたとする趣旨の法廷証言が出た。

30日、ソウル中央地裁刑事合議24部(イ・ヨンソン部長判事)の審理で行われた、金午鎮(キム・オジン)元国土交通部次官、ファン・スンホ元大統領府管理秘書官室行政官、官邸移転工事を担った「21グラム」のキム・テヨン代表による官邸移転特恵疑惑の第3回公判で、21グラム側に名義を貸した建設会社代表が証人として出廷し、このように述べた。

尹前大統領の妻・金建希(キム・ゴンヒ)氏をめぐる疑惑を捜査する特別検察官が同日の公判で公開した、監査院監査当時の建設会社代表とファン氏の通話録音によると、ファン氏は「増築工事を直接施工し、官邸は保安区域であるため工事完了後、警護処がすべての資料を廃棄した」との趣旨で回答書を提出するよう指示した。特別検察官が「監査院に提出する回答書の文言を一つ一つ詳細に指示したのは事実か」と問うと、会社代表は「その通りだ」と答えた。続いて「警護処が関連資料を廃棄した事実はあるか」と尋ねると、代表は「ない」と断言した。

特別検察官の捜査によると、2022年の官邸工事当時、総合建設業免許がなく直接契約が困難だった21グラムは、当該建設会社の名義を借りて契約のみを締結し、実際の工事は21グラム主導で進めたことが明らかになった。また、「ファン氏とキム氏、証人が監査院への回答のため口裏を合わせたのではないか」との質問に対し、会社代表は「回答内容は共有していたと理解している。(口裏合わせを)主導したのはファン氏だ」と述べた。さらに「(ファン氏が監査をもみ消してくれると)明確に言ったわけではないが、(監査の)規模を小さくできるという意味だと受け止めた」と証言した。


ヨ・グンホ記者 yeoroot@donga.com