
米国とイランの戦争を受け、在韓米軍戦力の中東への投入が現実のものとなり、トランプ米政権が公言してきた在韓米軍の戦略的柔軟性拡大が本格化したとの指摘が出ている。国際紛争の拡大の中、米国が昨年12月に国家安全保障戦略(NSS)などを通じて、韓国が対北朝鮮防衛を主導するよう求めたことで、在韓米軍戦力の紛争地域への投入が拡大し得るとの見方だ。
8日、政府消息筋によると、5、6日に京畿道平沢市(キョンギド・ピョンテクシ)の米空軍烏山(オサン)基地に多数駐機していたC17など米軍の大型輸送機の相当数はすでに同基地を離れたという。民間航空追跡サイトによると、烏山基地を出発して米アラスカ空軍基地に移動したC17輸送機は少なくとも6機で、このうち1機はドイツを経て7日に中東に到着した。別のC17輸送機も同様の飛行経路で8日に大西洋を横断した。軍関係者の間では、これら輸送機にパトリオット発射台やミサイルなどの兵器が搭載されている可能性が高いとみられている。
在韓米軍戦力の中東への投入は、昨年6月に米国がイラン核施設を奇襲攻撃した「ミッドナイト・ハンマー」作戦を控え、中東へ循環配備されていたパトリオット部隊が昨年10月頃韓国に再配備されてから約5カ月ぶりとなる。
元韓国軍関係者は「在韓米軍が戦略的柔軟性の例外になり得ないという事実が確認された」とし、「戦略的柔軟性には在韓米軍戦力の転用について韓米間の協議を柔軟にする内容が含まれているため、米国が今後、協議や通告の手続きも簡素化する可能性が高い」と述べた。
孫孝珠 hjson@donga.com






