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元所属の延世大にFIFAが連帯貢献金の書類準備要請

元所属の延世大にFIFAが連帯貢献金の書類準備要請

Posted January. 30, 2026 10:34,   

Updated January. 30, 2026 10:34


ドイツ・ブンデスリーガ5連覇を達成したバイエルン・ミュンヘンに所属するDFキム・ミンジェ(30)が、イングランド・プレミアリーグ(EPL)のチェルシーのユニホームに袖を通すことになるのか、注目が集まっている。

キム・ミンジェは、2023年にイタリア・セリエAのナポリを離れ、ブンデスリーガ屈指の名門ミュンヘンに加入したが、最近になって移籍説が取り沙汰されている。今月、欧州の移籍市場が開くと、ドイツのサッカー専門メディアは、キム・ミンジェがイングランド、イタリア、トルコなど他の欧州リーグのクラブへ移籍する可能性があると報じた。有力な移籍先として名前が挙がっているのがチェルシーだ。ドイツ紙「ビルト」のクリスティアン・ファルク記者は25日、自身のソーシャルメディアに「チェルシーがキム・ミンジェの獲得に関心を示している」と投稿した。

キム・ミンジェはナポリ在籍時の2022~2023シーズン、チームを33年ぶりのリーグ制覇へ導き、セリエAの「年間最優秀守備選手」に選ばれた。これを足がかりにミュンヘン移籍を果たしたが、その後は度重なる負傷やパフォーマンスの波により定位置争いに苦戦。2025~2026シーズンはローテーションメンバーとして起用されている。ミュンヘンの動向を専門に伝える「CFバイエルン・インサイダー」は、「チェルシーがキム・ミンジェについてミュンヘンに問い合わせをしたのは事実だ」とし、「キム・ミンジェが出場機会を求めて移籍を要請すれば、ミュンヘンも交渉に応じる用意がある」と報じた。

こうした中、キム・ミンジェの元所属校である延世(ヨンセ)大学が、チェルシー移籍が成立した場合に発生する連帯貢献金の受領に向けた手続きに着手したことが分かった。延世大学の幹部は29日、本紙の取材に対し「国際サッカー連盟(FIFA)の連帯貢献金業務を担当する代理機関から、キム・ミンジェがチェルシーへ移籍する可能性があるとして、関連書類の準備を求められた」と明らかにした。そのうえで「異例にも、移籍発表前に連帯貢献金の準備を要請する連絡があった。世界の移籍市場関連業務を総括する機関からの依頼であり、信頼性は高いと判断して書類を整えている」と語った。

連帯貢献金は、プロ選手がクラブを移籍する際、移籍金の5%を、当該選手が12~23歳の間に在籍した学校やクラブに配分するというFIFA規定に基づく制度。キム・ミンジェは2015学年度に延世大学へ入学し、サッカー部で1年間プレーした後に中退。その後、実業団の韓国水力原子力を経て、2017年にKリーグ1の全北(チョンブク)でプロキャリアをスタートさせた。延世大学は、キム・ミンジェが2021年にフェネルバフチェ、2022年にナポリへ移籍した際にも連帯貢献金を受け取り、サッカー部の発展基金に充てている。


金培中 wanted@donga.com