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スタンフォード大学のイ・ジンヒョン教授、「AI脳診断」でエジソン賞

スタンフォード大学のイ・ジンヒョン教授、「AI脳診断」でエジソン賞

Posted January. 27, 2026 10:30,   

Updated January. 27, 2026 10:30


米スタンフォード大学のイ・ジンヒョン教授(写真)が開発した人工知能(AI)脳診断プラットフォーム「ニューロマッチ」が、「革新のオスカー」と呼ばれるエジソン賞の受賞作に選ばれた。

エジソン賞審査委員会は25日(現地時間)、イ氏が設立したスタートアップ「エルビス」のニューロマッチが、今年のエジソン賞の健康・医療・バイオ技術部門における「AI拡張診断」分野の受賞最終候補に選定されたと発表した。エジソン賞は分野ごとに3候補を選んだ上で最終審査を行い、金・銀・銅メダルを授与する。今年4月、米フロリダ州フォートマイヤーズで開かれる授賞式で最終結果が発表される。

ニューロマッチは、脳波(EEG)検査データをAIが自動分析し、異常信号を検知する技術だ。EEG検査は脳の電気的活動を確認する検査で、脳の各部位が適切に機能しているかを調べるのに用いられる。従来は脳波測定後、医療従事者が数時間かけて分析していたが、ニューロマッチはこの過程を数分に短縮した。てんかんや認知症などの脳疾患を、医師がより効率的に診断する助けとなる。米食品医薬品局(FDA)と韓国食品医薬品安全処の認証も取得している。

ソウル大学電気工学部を卒業し、スタンフォード大学大学院でも電気工学を専攻したイ氏は、母方の祖母が脳卒中で倒れた経験をきっかけに、進路を脳研究へと転じた。

エジソン賞は、電球を発明したトーマス・エジソンにちなみ1987年に創設され、市場に実際に投入され、人々の生活の質を高めている製品を対象に審査する。今年はニューロマッチのほか、三星(サムスン)電子の「ビスポークAIオールインワンコンボ」「三星スマート・モジュラーハウス」も、「人間中心の家庭向けソリューション」分野の最終候補に名を連ねた。


チェ・ジウォン記者 jwchoi@donga.com