
韓国と日本の対戦は、じゃんけんにも負けられないと言われるほど、プライドを懸けた一戦とされてきた。しかし、かつて「アジアの虎」と呼ばれた韓国サッカーは近年、日本との差が広がりつつある。
日本代表は25日、サウジアラビア・ジッダで行われた2026年アジアサッカー連盟(AFC)U-23アジアカップ決勝で中国を4-0で下し、史上最多となる3度目の優勝を果たした。平均年齢21歳前後で、史上初の大会2連覇を達成した。
一方、韓国は厳しい現実を突きつけられた。2020年タイ大会以来の優勝を目指したが、準決勝で年下中心の日本に0-1で敗退。続く24日の3位決定戦では、金相植(キム・サンシク)監督率いるベトナムに、PK戦の末に敗れ4位に終わった。U-23韓国代表がベトナムを相手に6勝3分と圧倒してきたことを踏まえると、衝撃的な結果だった。
この試合で韓国はボール支配率76%、シュート数32本と圧倒したが、得点力を欠いた。退場者を出して10人となったベトナムの守備を崩せず、2-2で延長を終え、PK戦で6-7と敗れた。GKファン・ジェユは試合後、ソーシャルメディア(SNS)に謝罪のコメントを投稿した。
昨年5月からチームを采配している李敏成(イ・ミンソン)監督は、明確な戦術色を示せず、選手の闘志も引き出せなかったとの指摘が出ている。韓国は今大会6試合中、イランとの初戦を除くすべてで失点し、3試合は無得点に終わった。ウズベキスタン戦後には、李榮杓(イ・ヨンピョ)KBS解説委員が「逆転への意志が見られなかった」と厳しく指摘した。
日本は6試合で16得点1失点と高い完成度を示した。1993年のJリーグ発足時から掲げてきた「100年構想」に基づく育成システムが結果を出しているとの評価が多い。韓国も2024年に「MIKプロジェクト」を打ち出したが、効果はまだ限定的だ。
さらに、アジア大会の兵役特例を重視する編成が、長期的な戦術構築を妨げているとの見方もある。2年前、五輪予選を兼ねた同大会で敗退し、40年ぶりに五輪本大会出場を逃した当時の代表監督、黄善洪(ファン・ソンホン)氏は「年代別代表は4年周期で育成すべきだ」と訴えていた。
韓日の差はA代表でも縮まっていない。洪明甫(ホン・ミョンボ)監督率いるA代表は、昨年7月の東アジアサッカー連盟(EAFF)E-1選手権で日本に0-1で敗れ、史上初となる対日Aマッチ3連敗を喫した。直近10試合の対戦成績も2勝3分5敗と劣勢だ。現在のU-23世代が将来の主力になることを考えると、両国の差はさらに広がるとの懸念も出ている。
ハン・ジョンホ記者 hjh@donga.com






