
ブランソン在韓米軍司令官は、在韓米軍を韓半島にのみ縛り付ける見方について「自らを半島に固定する『神話』を許し続ければ、域内の敵対勢力のジレンマをかえって軽減することになる」と述べた。在韓米軍によると、ブランソン氏は13日(現地時間)、米ハワイ・ホノルルで開かれた防衛フォーラムに出席し、在韓米軍を台湾問題など域内の他の安全保障課題とは切り離して捉える従来の考え方についての質問に、こう答えた。「それは、(有事の際に)我々が韓半島から十分に戦力を投射できないとの印象を与えかねない」とも指摘した。在韓米軍が、対北朝鮮抑止に限定された、いわゆる「固定配備戦力」にとどまらず、中国の台湾侵攻を含む域内の危機により積極的に対応できるよう役割を拡大すべきだとの考えを明確にした発言と受け止められる。
ブランソン氏は基調講演でも、「韓国は第1列島線の内側で、アジア大陸に米軍が常駐する唯一の場所だ」と述べ、韓国と韓半島を「戦略的中心地」と位置づけた。
さらに「韓国の地政学的な位置と、日常的に任務を共にする強力な同盟国が結び付くことで発揮される潜在力に注目すべきだ」とし、「50万人規模の韓国軍と米軍が結合した連合防衛態勢の潜在力は驚くべき水準だ」と評価した。昨年12月末の韓米連合政策フォーラムで、韓国を北東アジアの平和維持の核心軸と位置づけた発言に続き、韓米同盟が中国牽制を含む域内安全保障で、より大きな役割を担うべきだと改めて強調した形だ。
こうした中、エルブリッジ・コルビー国防次官(政策担当)が、25~27日に訪韓し、韓国の外交・安全保障当局と防衛費増額、原子力潜水艦の建造、戦時作戦統制権の移管などを協議する見通しだ。コルビー氏は、第2次トランプ政権の国家安全保障戦略(NSS)策定と「同盟の現代化」を主導してきた国防政策の中核人物で、来韓後は日本も訪問する予定とされる。
尹相虎 ysh1005@donga.com






