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今年、クルーズ観光客80万人が済州へ

Posted January. 22, 2026 10:31,   

Updated January. 22, 2026 10:31


いわゆる「限韓令」とコロナ禍の影響で、事実上の休業状態に追い込まれていた済州(チェジュ)のクルーズ産業が、徐々に回復しつつある。済州特別自治道によると、今年、済州を訪れるクルーズ観光客は80万人に達する見通しだ。

済州には2005年にクルーズ船6隻が初めて入港後、年々増加し、2016年には507隻が入港した。同期間、クルーズ観光客数も3173人から120万9106人へと急増した。だが、中国による限韓令の影響で、2019年の入港船舶数は29隻に急減し、新型コロナのパンデミックが本格化した2020年から2022年までの間は、クルーズ船が1隻も済州に寄港しなかった。

2023年に入り、パンデミックが終息し、中国政府が韓国行き団体ツアーを再開したことで、クルーズ観光は急速な回復基調を示した。観光客数は、2023年の10万人から2024年には64万人、昨年は75万人と、毎年大幅に増加した。今年も、済州港137回、江汀(カンジョン)港211回の計348回にわたりクルーズ船が入港し、約80万人の観光客が済州を訪れると予想されている。

観光客増加の背景について、済州道は、準母港運営や無人自動審査台の導入、クルーズ船バース割り当てのデジタル化などが効果を上げたとみている。とくに、昨年導入した準母港運営と無人自動審査台38台により、観光客の済州滞在時間と消費支出が増加したと分析した。

済州道は今年、江汀港での委託手荷物システム構築や、交通弱者向けのギャングウェイ(Gangway)設置、ターミナル内の商業広告誘致などを進める計画だ。

道関係者は「済州がアジアを越え、世界を代表する寄港地へと飛躍できるよう、産業エコシステムを構築していく」と話した。


ソン・ウンボム記者 seb1119@donga.com