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北に「李在明政府も信用できない」という口実与えた  李大統領、無人機問題を批判

北に「李在明政府も信用できない」という口実与えた  李大統領、無人機問題を批判

Posted January. 22, 2026 10:29,   

Updated January. 22, 2026 10:29


李在明(イ・ジェミョン)大統領は21日の記者会見で、民間の無人機が北朝鮮に侵入した事件について、「(北朝鮮に)『李在明(イ・ジェミョン)政府も信用できない』という口実を与えた」と述べ、「極めて重大な事案だ。徹底的に調査すべきだ」と語った。

李氏は同日、「北側からすれば、『(韓国で)政権が交代したのに、また無人機が飛んできた。口では対話、交流、協力、平和、安定を語りながら、民間にやらせているのではないか』という疑念を抱いたはずだ」と話した。北朝鮮の立場を過度に代弁しているとの指摘については、「北朝鮮をかばっているのではない」と否定し、「立場を置き換えて考えるということだ。相手の立場になってみなければ、対話も成り立たないのではないか」と話した。

北朝鮮の非核化を引き出す方策については、「北朝鮮が核を放棄するだろうか」と問い返し、「核保有は厳然たる現実だ」と述べ、実用的アプローチを強調した。さらに「非核化という理想を夢見て現実から目を背けた結果、北朝鮮は年間10~20基程度の核兵器を製造できる核物質を生産し続けている」とし、「現状で核保有を凍結すること自体が利益になるという点を、各国首脳と会うたびに説明している」と語った。

また、「今は統一どころか戦争にならないだけでも幸いだ」とし、「(統一は)ひとまず後回しにしてでも、平和的共存が可能な状況へ進むべきだ」と指摘した。そのうえで、「南北間の偶発的衝突を防ぎ、政治・軍事的信頼を構築するため、9・19(南北)軍事合意を復元していく」と強調した。

韓中関係の改善策については、中国国賓訪問中に強調した西海(ソヘ・黄海)での両国海軍の訓練の推進に再び言及した。李氏は「協議中にある黄海での捜索・救助の合同訓練も実施すべきだ」と述べ、外交・安全保障分野で信頼を積み上げる象徴的な事案として挙げた。

韓日関係については、「競争状況があまりにも良くない」としたうえで、「外交問題は経済状況の改善に大きく寄与する。韓日経済協力に力を入れたい」と述べた。歴史問題と経済協力を切り離して国益を確保する「ツートラック外交」の方針を改めて強調した形で、今後もシャトル外交により積極的に取り組む考えを示唆した。


孫孝珠 hjson@donga.com