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車いすのバイオリニスト、イム・ジェヒョンさん、米国際コンクールで頂点に

車いすのバイオリニスト、イム・ジェヒョンさん、米国際コンクールで頂点に

Posted January. 20, 2026 09:57,   

Updated January. 20, 2026 09:57


昨年12月の第20回ソウル国際音楽コンクールで優勝したバイオリニストのイム・ヒョンジェさん(28)が、年初に行われた米国の国際コンクールでも1位に輝いた。イムさんは18日(現地時間)、米フロリダ州ボカラトンで開かれた「2026エルマー・オリヴェイラ国際ヴァイオリン・コンクール(EOIVC)」で優勝した。

リン大学ワールド・パフォーミング・アーツ・センターで行われた決選では、最後の演奏者として舞台に上がり、ジェラルド・カーニー氏の指揮によるリン大学フィルハーモニアとともに、シベリウスのバイオリン協奏曲を演奏した。

優勝に加え、「委嘱曲最優秀演奏賞」と「イザイ無伴奏ソナタ最優秀演奏賞」の特別賞も受賞し、3冠に輝いた。2位は中国の侯艺阳さん、3位と4位は米国のサミール・アグラワールさん、ジュリア・ジョーンズさんだった。

7歳で米国に渡ったイムさんは、2020年5月、パンデミックの影響で帰国した直後、家族とともに大きな交通事故に遭った。2年間を病院で過ごし、4年間は演奏練習ができないほどの重傷だった。24年6月に再びバイオリンを手にすると、ソウル国際音楽コンクールに続き、今回のEOIVCでも優勝し、注目を集めている。昨年ソウル国際音楽コンクールで1位に輝いた後、東亜(トンア)日報のインタビューで、「再び舞台で演奏し、賞を受ける日が来るとは思ってもいなかった」と語った。

EOIVCは、チャイコフスキー国際コンクールの優勝者として知られるバイオリニスト、エルマー・オリヴェイラ氏が17年に創設した国際コンクールで、18~30歳の演奏家を対象に3年ごとに開催される。イムさんは今回、賞金3万ドル(約4400万ウォン)を獲得し、今後3年間にわたり、米ニューヨーク、ボストン、イタリア・クレモナなどで30回以上の国際公演に出演する機会を得た。


サ・ジウォン記者 4g1@donga.com