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北中米W杯の優勝賞金739億ウォン 総額9680億ウォンで史上最大

北中米W杯の優勝賞金739億ウォン 総額9680億ウォンで史上最大

Posted December. 19, 2025 10:00,   

Updated December. 19, 2025 10:00


2026年の北中米ワールドカップ(W杯、米国・メキシコ・カナダ共催)が、サッカー史上最大の「賞金大会」となる。

国際サッカー連盟(FIFA)は17日(現地時間)、カタール・ドーハで開かれたインターコンチネンタル杯決勝を前に評議会を開き、来年のW杯の賞金総額を6億5500万ドル(約9680億ウォン)とすることを決めた。従来、過去最大だった2022年カタール大会(4億4000万ドル)より48.9%増えた。ジャンニ・インファンティーノFIFA会長(55)は「今回のW杯は、世界サッカー共同体への財政的分配の面でも画期的な大会になる」と語った。

FIFAはW杯開催ごとに、4年を1期として収入を決算しており、2023年から来年までに総額130億ドルの収入を見込む。前期の76億ドルに比べ、71.1%の増加となる。ただし、出場国数が32から48へと50%増えたのに比べると、賞金の伸びはそれを下回った。ユース大会の新設や、紛争を抱える地域協会への「回復基金」支援が影響した。

FIFAはその代わり、「選択と集中」でW杯賞金を引き上げた。今大会の優勝国は、カタール大会で優勝したアルゼンチンが受け取った4200万ドルより19.0%増の5000万ドルを手にする。16強進出国への賞金も、カタール大会の1300万ドルから1500万ドルへと15.4%増え、増加幅では2番目となった。

一方、グループリーグ敗退国の賞金(900万ドル)は、カタール大会から据え置かれた。FIFAは前回同様、全出場国に大会準備費として150万ドルを支給する。本大会出場国は、最低でも1050万ドル(約155億ウォン)を受け取れる計算だ。

洪明甫(ホン・ミョンボ)韓国代表監督が目標に掲げる8強進出を果たせば、計2050万ドルを獲得することになる。韓国はメキシコ、南アフリカ、欧州プレーオフ(PO)パスD(デンマーク、北マケドニア、チェコ、アイルランド)の勝者とともにA組に入った。初戦は来年6月12日、メキシコ・グアダラハラのアクロン・スタジアムで、欧州POパスDの勝者と対戦する。


チョ・ヨンウ記者 jero@donga.com