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ソウル大医学部合格ライン8点上昇の423点 国語と英語が合否を左右

ソウル大医学部合格ライン8点上昇の423点 国語と英語が合否を左右

Posted December. 06, 2025 10:10,   

Updated December. 06, 2025 10:10


2026学年度大学修学能力試験(修能、日本の大学入学共通テストに相当)が難しく出題されたことで、理系最上位層が進学する医学部や文系上位の経営学部などの合格ラインが昨年より上昇する見通しだ。標準点数は個人の原点数と平均成績の差を示す点数で、試験が難しいほど標準点数の最高点は高くなる。

今年の一般選抜では、難問となった国語と英語が合否を左右する最大の変数として浮上した。

● 医学部合格ライン一斉に上昇

鍾路(チョンロ)学院が5日、国語、数学、探究領域の標準点数(600点満点)を基準に医学部の合格ラインを分析した結果、ソウル大学医学部は423点で、昨年の415点より8点上昇する見通しだという。延世(ヨンセ)大学医学部は422点、高麗(コリョ)大学医学部は418点で、それぞれ昨年より9点、7点上がると分析された。

メガスタディ教育は、今年の合格ラインをソウル大学医学部422点、延世大学医学部419点、高麗大学医学部417点と予測した。鍾路学院はソウル市内8校の医学部の合格ラインを最高423点、最低414点、地方27校は最高420点、最低408点と推定した。

ソウル主要大学の合格ラインも上昇するとみられる。鍾路学院は理系でソウル大学先端融合学部407点、高麗大学半導体工学科および延世大学システム半導体工学科402点、西江(ソガン)大学システム半導体工学科と漢陽(ハンヤン)大学半導体工学科398点が予想合格ラインだとした。慶熙(キョンヒ)大学韓医学部は412点、中央大学薬学部は408点と推定された。

文系では、ソウル大学経営学部406点、ソウル大学国語教育学科402点、高麗大学経営学部および経済学部、延世大学経営学部403点、西江大学経営学部399点、成均館(ソンギュングァン)大学社会科学系397点、漢陽大学政策学科395点、中央大学公共人材学部391点、梨花(イファ)女子大学医学部予科(人文)409点などと予測された。

● 難化した英語が合否を分ける模様

今年の試験で英語が特に難しく出題され、合否への影響が大きくなった。英語ランク1の比率は3.11%で、相対評価のランク1基準4%にも届かなかった。鍾路学院のイム・ソンホ代表は「英語の比重が低い大学に志願者が集中する可能性がある」とし、「英語の減点幅が一般選抜の出願に敏感に作用するとみられる」と説明した。

国語の標準点数最高点は147点で、昨年より8点上昇した。探究領域の標準点数も昨年より上昇した。国語の標準点数が大きく上がったことで、国語成績が出願の上げ下げを決める重要指標となる見通しだ。理系学生が高得点のために科学探究ではなく社会探究を選択する現象も一般選抜にかなりの影響を及ぼす可能性が高い。


キム・ミンジ記者 minji@donga.com