
韓国の女子中高生は週末に1日平均約7時間、男子生徒は6時間以上スマートフォンを使用することが分かった。平日でも4時間を超えて使用している。就寝時間や授業時間を除けば、事実上1日の半分ほどスマートフォンを手にしていることになる。
一方で、1日1時間以上運動する割合は女子生徒の場合10人に1人にも満たない。スマートフォンの使用時間が長くなり、運動量が減る生活習慣の変化が続いている。
4日、疾病管理庁の2025年青少年健康行動調査によると、週末1日のスマートフォン使用時間は男子生徒363.3分(6時間3分)、女子生徒424分(7時間4分)となった。特に女子生徒の週末1日スマートフォン使用時間は1年前より17.5分増加した。週末2日間だけで約14時間をスマートフォンに費やすことになる。
平日のスマートフォン使用時間は、男子生徒が253.9分(約4時間14分)、女子生徒が293.2分(約4時間53分)だった。授業中にはスマートフォンをあまり使わないことを考えると、自由時間に週末より平日に使用が少ないとは言い難い。
青少年がスマートフォンで最も多く利用するのは、インスタグラムなどSNSやユーチューブなどの動画視聴だ。科学技術情報通信部が昨年実施したスマートフォン依存実態調査によると、10~19歳の青少年は映画・TV・動画、メッセンジャー、ゲームの順に多く利用していると調査された。疾病庁関係者は「スマートフォン使用時間には余暇だけでなく、動画講義の視聴など学習目的の使用も含まれる。ただ女子生徒はスマートフォンを通じたネットワーキングに時間をより多く使うようだ」と述べた。
身体活動は減少した。1日1時間、週5日以上身体活動を行った割合は男子生徒24.4%、女子生徒8.5%で、前年よりそれぞれ0.6ポイント、0.4ポイント減少した。身体活動実践率はコロナ禍の20年、社会的距離の確保などで最低値を記録した後、徐々に増加傾向だったが、5年ぶりに再び減少した。
チョ・ユラ記者 jyr0101@donga.com






