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「洪壯源のケ××」 戒厳後、国情院内部報告書に職員ら激しい非難

「洪壯源のケ××」 戒厳後、国情院内部報告書に職員ら激しい非難

Posted December. 03, 2025 10:19,   

Updated December. 03, 2025 10:19


非常戒厳後、国家情報院(国情院)が「洪壯源のケ××」など洪壯源(ホン・ジャンウォン)前国家情報院第1次長を罵倒する内容を含む内部文書を作成していたことが明らかになった。

2日、内乱特別検察官(特検=趙垠奭)が起訴した趙太庸(チョ・テヨン)前国情院長に対する54ページの公訴状によると、趙氏は昨年12月8日、国情院内部電算網に「洪前次長が政治家逮捕に関する報告を行わなかった」とする書簡を掲載した。その後、国情院監察室は書簡に対する職員の反応をまとめた報告書を作成した。報告書には「洪壯源ケ××」「(洪氏の)政治的中立義務違反に対し司法的対応は必須」などの記述が含まれていたことが捜査で分かった。

特検の捜査結果、洪氏は非常戒厳当日、趙氏に政治家逮捕に関する内容を報告していたことが確認された。特検は趙氏が尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の弾劾訴追を阻止するため、当時洪氏の「政治家逮捕」証言の信頼性を下げようとしたと見ている。

公訴状には趙氏が朴鍾俊(パク・ジョンジュン)前大統領警護処長に洪氏の秘話フォン(保秘用携帯)削除を指示した疑いも盛り込まれた。昨年12月6日、趙氏は朴氏に対し、当時辞表を提出していた洪氏について「連絡不能で(秘話フォン)回収が不可能だ」と話したという。これを受け朴氏は秘話フォンを遠隔ログアウトし通話記録などが削除された。特検は趙氏が証拠隠滅のため朴氏に虚偽の説明をしたと判断している。


ク・ミンギ記者 koo@donga.com