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トランプ氏と決裂のグリーン議員 来年1月に辞任へ 「裏切り者」批判受け

トランプ氏と決裂のグリーン議員 来年1月に辞任へ 「裏切り者」批判受け

Posted November. 24, 2025 09:44,   

Updated November. 24, 2025 09:44


ドナルド・トランプ米大統領の熱心な支持者として知られ、一時は「女性版トランプ」とも呼ばれた米共和党の マージョリー・テイラー・グリーン下院議員(写真)が、来年1月に議員を辞職すると発表した。最近の「エプスタイン・ファイル」公開をめぐりトランプ氏との関係が決裂し、トランプ氏が彼女を「裏切り者」と非難して支援の打ち切りを表明してから、わずか1週間後のことである。

ロイター通信などによると、グリーン氏は21日、自身のSNSに投稿した動画声明で「来年1月5日をもって議員職を辞任する」と明らかにした。トランプ氏のために反対派と闘ってきたにもかかわらず、巨額の資金を投じて自分を攻撃していると非難し、特に「すべてが良くなるのを祈るだけの、虐げられる妻(battered wife)でいるつもりはない」と強調した。

昨年11月、再選を果たしたばかりのグリーン氏の任期は2027年1月までで、辞任すれば下院共和党の議席数は218となり、民主党(213)との差は縮まる。

強硬な「アメリカ・ファースト」路線の擁護者として知られるグリーン氏は、2020年に下院議員に初当選。2021年の「1月6日連邦議会襲撃事件」では選挙不正の陰謀論を支持するなど、長らく親トランプの急先鋒と見なされてきた。しかし近年、外交問題への過度な介入などを理由に、トランプ氏への批判を強めてきた。特に未成年者性売買などの疑惑を受けた大富豪ジェフリー・エプスタインをめぐり、捜査資料の公開にトランプ氏が消極的だったとして対立が決定的となった。

声明でグリーン氏は、「14歳で性暴行を受け、人身売買され、富と権力を持つ男たちに搾取された米国女性たちのために声を上げたことで、私を支持してきた大統領から脅かされ『裏切り者』と呼ばれるいわれはない」と訴えた。

グリーン氏の辞任発表について、トランプ氏は米ABCのインタビューで「国にとって良い知らせだ」と述べた。ニューヨーク・タイムズなどは、今回の辞任を「トランプ氏の共和党内での支配力を示す一方、MAGA陣営内の亀裂の深まりを示唆する重大な兆候だ」と分析した。


キム・ユンジン記者 kyj@donga.com