Go to contents

不参加のトランプ大統領を意識 G20「多国間主義強化」

不参加のトランプ大統領を意識 G20「多国間主義強化」

Posted November. 24, 2025 09:25,   

Updated November. 24, 2025 09:25


主要20カ国・地域(G20)の首脳らは22日(現地時間)、多国間主義精神の回復を強調する「G20南アフリカ首脳宣言」を採択した。トランプ米大統領がG20ボイコットを宣言した中、米国を除く主要国が自由貿易の回復と気候危機への対応を強調する合意文を発表した。G20首脳会議初日に共同宣言文が発表されるのは異例だ。

G20加盟国のうち米国を除く19カ国の代表は、南アフリカ共和国ヨハネスブルクで開かれた首脳会議初日の同日、122項目からなる「南アフリカ首脳宣言」に署名した。首脳らは共同宣言で、「G20が多国間主義の精神に基づき合意に従って運営され、すべての加盟国が国際的義務に基づき平等な立場で参加することへの我々の約束を再確認する」と明らかにした。また、「世界貿易機関(WTO)で合意された規則がグローバル貿易を促進する上で核心的役割を果たす」と明記した。米国の反対でアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議共同宣言文から外れた、WTO体制による多国間貿易体制の回復を強調する文言が盛り込まれた。トランプ氏はG20首脳会議への不参加を宣言しただけでなく、首脳宣言採択にも反対した。

G20出席のため南アフリカを訪れた 李在明(イ・ジェミョン)大統領も今回の首脳宣言に参加した。呉玹周(オ・ヒョンジュ)国家安保室第3次長は23日、自由貿易と気候危機対応など南アフリカ首脳宣言の核心内容について、「李在明大統領が今回の首脳会議で重点的に強調した内容だ」と述べた。米国の保護貿易基調の中、多国間自由貿易体制の擁護に韓国も声を合わせた形だ。

李氏は22日、G20首脳会議セッション1に出席し、「WTOの機能回復は我々すべての利益に合致する」と強調した。また「国際社会は気候危機対応の努力を持続して強化しなければならない」と述べ、「大韓民国は国際社会の努力に参加するため、2035年温室効果ガス削減目標と中長期の気候レジリエントな開発経路を確定した。韓国政府は気候変動対応に向けた国際社会の責任ある一員として共にする」と述べた。

李氏はMIKTA首脳会合でもWTO機能回復の重要性を強調した。貿易通商秩序をめぐり米中の神経戦が激しさを増す中、「グローバル・サウス」外交を本格化させた格好だ。李氏は23日、2泊3日のG20日程を終え、最後の訪問地であるトルコに向かった。


朴訓祥 tigermask@donga.com