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「国会ファストトラック衝突」野党議員23人、1審で全員有罪

「国会ファストトラック衝突」野党議員23人、1審で全員有罪

Posted November. 21, 2025 09:19,   

Updated November. 21, 2025 09:19


2019年4月の国会ファストトラック(迅速処理案件)衝突事件で起訴された野党「国民の力」の元・現職議員23人に対し、1審で全員に有罪判決が言い渡された。

ソウル南部地裁刑事合議11部(張璨部長判事)は20日午後2時、特別公務執行妨害および国会法違反などの容疑で起訴された野党「国民の力」の羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)議員、黄教安(ファン・ギョアン)元首相ら、同党の元・現職議員や補佐陣計26人に対する宣告公判を開いた。裁判所は当時、自由韓国党の院内代表だった羅氏に対し、特別公務執行妨害などの罪で罰金2千万ウォン、国会法違反で罰金400万ウォンを言い渡した。ともに起訴された「国民の力」の宋彦錫(ソン・オンソク)院内代表にはそれぞれ罰金1千万ウォンと150万ウォン、自由韓国党代表だった黄氏には罰金1500万ウォンと400万ウォンが言い渡された。

1審は、その他の被告人についても検察の公訴事実の大部分を有罪と認定した。裁判所は「本件は、国会が過去の過ちを反省して信頼回復を図るために設けた国会の方針を、構成員である議員自らが破った初の事例だ」と指摘。「争点法案の正当性とは別に、国会に対する国民の信頼を損なったことは否定できない」と述べた。特に、当時国会で起きた衝突状況は議員の免責特権の対象ではなく、抵抗権の行使とも見なせないと判断した。

ただし現職議員6人はいずれも議員職を維持することになった。公職選挙法では一般刑事事件で禁錮以上、国会法違反で罰金500万ウォン以上が確定した場合に議員失職となるが、元・現職23人全員が基準未満の刑にとどまり、議員職と被選挙権を維持できる。

宣告直後、羅氏は「裁判所が明白に政治的抗議の大義名分を認めた点で意味がある」と主張した。これに対し与党「共に民主党」の金炳基(キム・ビョンギ)院内代表は「議員失職は免れたが、裁判所の厳しい叱責を深く受け止めるべきだ」と述べた。


ソ・ソルヒ記者 チョン・ジョンヒョン記者 facthee@donga.com