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外国人労働者の賞与未払い、182事業所を摘発

外国人労働者の賞与未払い、182事業所を摘発

Posted November. 20, 2025 09:38,   

Updated November. 20, 2025 09:38


外国人労働者に賞与を支払わなかったり、年次有給休暇を与えなかったりした事業所182カ所が摘発された。123の事業所では外国人労働者への未払い賃金が総額17億ウォンに達した。

雇用労働部(労働部)は今年4月と9月、外国人を雇用する脆弱事業所196カ所を対象に集中労働監督を実施した結果、182事業所(93%)で846件の労働関係法違反が確認されたと発表した。暴行や差別的待遇が10カ所、賃金未払い123カ所、長時間労働65カ所、休憩・休日未付与22カ所などが含まれていた。

基本的な労働権を侵害する事例も多かった。外国人であることを理由に賞与を支払わなかったり、年次休暇など適法な休憩時間を与えなかったりするケースが見られた。経営難を理由に賃金を支払わなかったり、法定手当を少なく支給したりする例もあった。長期間、過度に多くの時間働かせていたケースも確認された。

外国人労働者への暴行や賃金未払いが多かった事業所については、捜査に着手した。忠清南道(チュンチョンナムド)に所在するある企業は、製品の不良を出したなどの理由で外国人労働者を暴行した。江原道(カンウォンド)の別の企業は、昨年12月以降、外国人労働者25人に支払うべき1億1000万ウォンの賃金を滞納し、是正指示にも応じなかった。労働部は、これらの企業を労働基準法違反の疑いで検察に送致したと明らかにした。


イ・ムンス記者 doorwater@donga.com