
ダリル・コードル米海軍参謀総長とケビン・キム韓国駐在大使代理は15日、蔚山(ウルサン)のHD現代(ヒョンデ)重工業と巨済(コジェ)のハンファオーシャン事業場を相次いで訪問し、韓米の造船協力策を点検した。韓米ジョイント・ファクトシート(共同説明資料)発表直後に行われた今回の訪問は、「MASGA(米国の造船業を再び偉大に)」プロジェクトの本格化を知らせるものであり、単なる整備・修理・オーバーホール(MRO)を越えて、米海軍の艦艇を韓国で建造できる可能性を確認したものだというのが業界の評価だ。
同日、蔚山(ウルサン)のHD現代重工業で、コードル氏はイージス艦2番艦「茶山丁若鏞(タサン・チョン・ヤクヨン)」に乗艦し、「ビューティフル!」と声を上げて感嘆し、芳名録に「米海軍と大韓民国海軍のパートナーシップと友情は、これまでになく盤石だ」と記した。コードル氏はHD現代の鄭基宣(チョン・ギソン)会長に、ジョイント・ファクトシートに満足しているとの旨を表明した。
その後、ハンファオーシャンの巨済(コジェ)事業場に移動したコードル氏は、MRO作業中の米海軍補給艦「チャールズ・ドリュ―」の前で、「両国の造船協力が韓米同盟を盤石にする」と強調した。ハンファオーシャンは国内造船所で初めて、そして最多の米海軍MRO実績を保有している。
一方、コードル氏は14日、ソウルで記者懇談会を開き、米国が韓国の原子力潜水艦建造を公式に承認したことについて「両国にとって歴史的なことだ」とし、「韓国の原潜が中国抑止に活用されるというのは、自然な予測だ」と述べた。さらに、中国の台湾侵攻などによる台湾海峡の有事発生時に、在韓米軍と韓国軍がどのような役割を担うかについては、「米中のような大国間の衝突は『戦力総動員(all hands on deck)』に準ずる状況だ」とし、「明らかに一定の役割はあるだろう」と述べた。在韓米軍が韓半島防衛の役割を越え、北東アジアの機動軍として投入され得ることを示唆したのだ。
金在亨 monami@donga.com






