Go to contents

国立中央博の宝物20点を探してグッズをもらおう…楽しさは「おまけ」

国立中央博の宝物20点を探してグッズをもらおう…楽しさは「おまけ」

Posted November. 07, 2025 09:37,   

Updated November. 07, 2025 09:37


4日、ソウル龍山(ヨンサン)区の国立中央博物館3階。

QRコードで接続したモバイル地図の案内に従い、荘厳な高麗(コリョ)時代の銅鐘や華やかな木造菩薩立像を通り過ぎると、仏教彫刻室の一角に、高さ20cmの青銅製仏龕(ぶつがん=仏像などを納めるための、両開きの扉がついた仏具)が淡い照明を浴びて置かれていた。この独特な展示品の横には「悲しい時代が残した貴いもの」という立て看板があった。

QRコードをかざすと「1417年に作られたこの仏龕は、朝鮮総督府が残した写真記録であるガラス乾板のおかげで本来の姿を取り戻した」という音声解説が流れた。仏龕を支える粉青沙器の座台は、10年ほど前まで収蔵庫に別々に置かれていた。しかし日本帝国主義による強占期のガラス乾板の写真を見て「シンデレラのガラスの靴」のように本来の持ち主を見つけたという。

国立中央博物館は龍山移転20周年を迎え、参加型鑑賞プログラム「20年の物語、遺物と人」を先月22日から公開している。博物館所蔵品全44万点のうち、この20年間で興味深いエピソードが判明したり、来館者から大きな人気を集めた遺物20点を厳選した。特別制作されたウェブページで宝探しのように展示を楽しめる構成だ。宝物を見つけるたびに押したスタンプの数に応じてグッズが提供される。

来館者がウェブページにアクセスすると、「私の鑑賞タイプ」テストを経て、自分だけの鑑賞コースを作ることができる。リラックス型には朝鮮白磁の「月壺」を、探検家型には「高句麗古墳壁画模写図」をおすすめする、といった具合だ。その後、各遺物の位置が示された地図を見ながら展示場を歩き回る仕組みになっている。博物館の屋外庭園に置かれた「薬師仏と弥勒仏」など、普段なら見過ごしがちな遺物まで隅々まで鑑賞できる。

それぞれの文化遺産と特別な縁を持つ約20人の学芸研究士の回想を音声解説で聞く楽しみもある。「瑞鳳塚(ソボンチョン)新羅金冠」は2015年になってようやく元の形を取り戻したが、日帝強占期に朝鮮総督府が保管した際に破損し、ぞんざいに修復されていたことを担当学芸士が突き止めたという。

記者は同日午後4時半から閉館の6時までにスタンプ10個を集めた。景品としてポストカードとトートバッグが提供されたが、他の来館者のために辞退した。博物館によると、これまでスタンプ20個を全て集めた来館者は1560人。20個を集めると、ポストカードとトートバッグに加え、グッズの20%割引券(または物語図録)ももらえる。12月28日まで。


イ・ジユン記者 leemail@donga.com