Go to contents

早期警戒機2次導入、米機種選定 32年までに3兆ウォンで4機

早期警戒機2次導入、米機種選定 32年までに3兆ウォンで4機

Posted October. 01, 2025 09:02,   

Updated October. 01, 2025 09:09


韓国防衛事業庁は30日、約3兆ウォンを投じる「航空統制機2次事業」で米L3ハリス社の機種を最終決定したと明らかにした。李在明(イ・ジェミョン)政権下で兆単位の米国兵器導入が確定した初の事例で、トランプ米政権の防衛費増額要求と相まって米国兵器購入拡大の「号砲」との見方も出ている。

同庁によると、ソウル龍山区(ヨンサンク)の国防部庁舎で開かれた第171回防衛事業推進委員会で、「航空統制機2次事業」の最終事業者にL3ハリス社が選ばれた。防事庁関係者は「平時・戦時を問わず敵の空中脅威を常時監視し、わが軍主導で円滑に航空統制任務を遂行できる」と期待を示した。

航空統制機2次事業は空軍の既存早期警戒管制機「ピースアイ」の後継機導入で、2032年までに総額3兆975億ウォンで4機を調達する。これまで3社が4回の入札を経て、米L3ハリスとスウェーデンのサーブが決選に残り、今回の防事推進委でL3ハリスの機種が確定した。両機種の性能は拮抗したが価格や国内企業との協力面でL3ハリスがやや優位とされた。

L3ハリスの早期警戒機は、カナダ・ボンバルディアのビジネスジェット「グローバル6500」にイスラエル製レーダーを搭載する方式だが、実機はまだ存在しない。

トランプ大統領は8月、李氏との韓米首脳会談で「韓国は米軍事装備の主要購入国」とし、「米国の優れた軍事装備を多く購入することを期待している」と発言した。第1次トランプ政権時と同様、韓国大統領に兵器購入リストを示した形だ。これを受け、進行中の兵器導入事業で米機種に追い風が吹くとの観測が浮上した。軍関係者は「空中給油機2次事業や大統領専用ヘリ導入も米機種が選ばれる可能性が高い」と語った。

韓国政府は防衛力強化と対米安全保障パッケージの観点から、30年までに総額250億ドル(約34兆ウォン)規模の米兵器購入リストを検討しているという。F35Aの20機追加導入(約4兆5千億ウォン)をはじめ、F15KやKF16戦闘機の性能改修、長距離艦対空誘導弾の導入などが含まれる見通しだ。


尹相虎 ysh1005@donga.com