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祭りで沸く釜山、公演・スポーツ・グルメなど26イベントが続々

祭りで沸く釜山、公演・スポーツ・グルメなど26イベントが続々

Posted September. 25, 2025 08:29,   

Updated September. 25, 2025 08:29


釜山(プサン)で音楽や映画、公演などの文化芸術に加え、スポーツやグルメも同時に楽しめる複合型秋祭りが開催される。

釜山市は24日、「来月3日まで『秋の風』をテーマに、26のイベントをまとめた『フェスティバル10月』を開催する」と発表した。市によると、これまで散発的に行われていた秋の芸術・公演・祭り・展示・国際会議などの行事を同期間に集中させ、観光客が一度に楽しめるようにしたという

昨年17の行事でスタートした同フェスティバルは、今年は26の行事に拡大された。市の関係者は「米テキサス州オースティンで開催される融合型フェスティバル『サウス・バイ・サウスウエス(SXSW)』を参考に企画した」と説明した。SXSWは音楽、映画、技術展示を一堂に楽しめる世界的イベントで、都市ブランドの向上や観光客の滞在期間延長に成功した事例として知られている。

フェスティバル10月の初イベントとなる「セブンブリッジ・ツアー」は21日に開催された。広安(クァンアン)大橋や釜山港大橋、乙淑島(ウルスクド)大橋など、市内の海上橋7カ所をつなぐ世界初の自転車大会で、全国から集まった3000人余りのライダーが海上橋を駆け抜けながら釜山の海岸風景を満喫した。同日、北港親水公園では、ドローンライトショーとジャズ公演を組み合わせた「北港ワールドドローンフェスティバル&釜山ジャズフェスタ」が開催され、約1万人の観客が詰めかけた。市の関係者は「ドローンショーは家族連れの観覧客が多く、滞在型観光につながる効果が大きい」と述べた。

グルメプログラムも充実している。26~28日に海雲台区(ヘウンデグ)のBEXCOで開かれる釜山国際食品博覧会(BIFE)は、「デリシャス釜山」をテーマに、ミルミョンやオムク(練り物)、テジクッパ(豚スープご飯)など、釜山を代表する料理を紹介する。ミシュランガイド掲載シェフが参加するポップアップゾーンや、在釜山ベトナム総領事館開館を記念したベトナム特別館、有名シェフ尹男老(ユン・ナムノ)氏やパク・ウニョン氏による旬の食材を使った「白と黒の料理師クッキングショー」なども用意された。今年は釜山の有名ベーカリーやカフェ、新興フードブランドが多数参加し、観光客が現場で直接味わい購入できる体験ゾーンを拡充した。

韓国国内最長寿のロック音楽祭「釜山国際ロックフェスティバル」は26日、三楽(サムナク)生態公園で開幕する。今年は米バンド「スマッシング・パンプキンズ」をはじめ、韓国国内外約20組以上が出演する予定だ。フェスティバル期間中は、コンサートに加え、環境キャンペーンブースや中古レコードのフリーマーケット、フードトラックゾーンなども設けられ、来場者の滞在時間延長を図る。ソウル在住の会社員ソ・ヒョンスさん(44)は「毎年釜山に来て、2泊3日の日程で公演を楽しんでいる。出演者のラインナップが年々多様化しており、満足している」と話した。

文化・芸術交流プログラムも続く。28日まで釜山文化会館と釜山ユーラシアプラットフォームなどで開催される釜山国際公演芸術マーケットには、15カ国から約600人のアーティストが参加し、演劇やダンス、音楽など100作品以上の公演を披露する。

釜山市によると、昨年のフェスティバル10月期間(10月1~8日)に釜山を訪れた外国人観光客は14万6257人で、前年同期(8万2802人)より77%増加したという。これは、同期間の国内平均増加率(53%)を24%ポイント上回る数値だ。今年は長い秋夕(チュソク=陰暦の8月15日の節句)連休や釜山国際映画祭のスケジュールに合わせて開催時期を前倒しし、各イベント間の動線や交通手段を連携させることで観光客の利便性を高めた。

朴亨埈(パク・ヒョンジュン)釜山市長は「観光客誘致の競争が激しい中、市全体を舞台とするフェスティバルが釜山の差別化された競争力になる」と述べ、「外国人観光客300万人時代の幕開けとなる契機になることを期待している」と語った。


釜山=キム・ソンミョン記者 smkang@donga.com