Go to contents

韓国系初の米移民裁判所判事、メールで解任通知

韓国系初の米移民裁判所判事、メールで解任通知

Posted September. 19, 2025 07:59,   

Updated September. 19, 2025 07:59


韓国系米国人として初めて米連邦移民裁判所の判事に任命され、ニューヨーク連邦移民裁判所で活動してきたデイビッド・キム(キム・グァンス・写真)判事が今月初めに解任されたことが分かった。

 

キム氏はソウルで生まれ、高校生だった16歳のときに米国へ移住した。2022年に判事に任命されるまでは、移民法を専門とする弁護士として活動していた。一部では、トランプ政権がキム氏の高い亡命申請認容率に不満を抱き、それが解任に影響したとの見方も出ている。

 

ニューヨークの現地メディア「ザ・シティ」によると、今月4日、キム氏は亡命案件の審理中に法務省の移民審判事務局(EOIR)から「本日付で解任する」とのメールを受け取った。解任理由については明確な説明がなく、ただ「行政権は大統領に属する」とする憲法第2条が根拠とされていたという。トランプ氏に批判的だったスペイン系米国人のレイ・カルダス判事も同じ理由で解任通知を受けた。

「ザ・シティ」は「司法行政データセンターの資料によれば、キム氏はニューヨーク移民裁判所の判事の中で亡命認容率が最も高かった」と説明。キム氏がトランプ政権の反移民政策と逆行する判断を下してきたことが解任理由の一つとみられると伝えた。

キム氏はソーシャルメディアで解任事実を明らかにし、「今の米国は私が初めて到着した頃とは大きく変わった。しかし、私は依然としてこの国が偉大な国だと信じており、正義と民主主義が必ず勝利すると信じている」と述べた。

 

キム氏はエモリー大学で物理学と哲学を専攻し、その後ブルックリン・ロースクールで法務博士号(JD)を取得。2002年に弁護士資格を得てからはニューヨークで法律事務所を運営し、主に移民問題を扱ってきた。


イ・ギウク記者 71wook@donga.com