
「われわれだけが犠牲を強いられているようだ」
プロバレーボールの現代(ヒョンデ)キャピタルは15日、「2025年麗水(ヨス)・NH農協カップ男子大会にはこれ以上出場しない」と発表した。韓国バレーボール連盟(KOVO)の要請でVリーグ男子開幕戦開催を断念したにもかかわらず、カップ戦への出場を求められるのは無理な要求だと訴えている。
国際バレーボール連盟(FIVB)は男子世界選手権期間中(12~28日)だけでなく、大会終了後も3週間はリーグ戦を行えないと各国協会に通達。KOVOがVリーグ男子の開幕日を当初予定の来月18日から20日に延期した理由だ。これで前季王者の現代キャピタルは本拠地での開幕戦開催権を失った。
KOVOはさらに「カップ戦はリーグ戦ではなくイベント大会だ」という論理でFIVBを説得したが、条件付きの開催承認しか得られなかった。FIVBは、大会開催は可能だが、外国籍選手と世界選手権25人予備エントリー登録選手は出場できないと明言した。
これにより、現代キャピタルは外国人OH(アウトサイドヒッター)のレオ(35・キューバ)、アジア枠OP(オポジットスパイカー)のバヤルサイハン(27・モンゴル)、主力セッターのファン・スンビン(33)、主力MB(ミドルブロッカー)のチョン・テジュン(25)、リベロのイム・ソンハ(25)が今大会に出場できなくなった。現代キャピタル関係者は「現在コートに立てる選手はわずか8人しかいない。リベロとオポジットはゼロで、他のポジション選手が代役を務めざるを得ない。ケガのリスクが非常に高まる」と訴えた。
KOVOは「現代キャピタルの残り試合はFIVB規定に基づき、不戦敗扱いとする。ただし13日にOK貯蓄銀行に1―3で敗れた開幕戦の結果は公式記録として残す」とし、「残りの日程は予定通り行う方針だ」と明らかにした。
その結果、招待チームのナコンラチャシマ(タイ)を含む8チームが参加する予定だった大会は男子6チームに縮小。ナコンラチャシマは「外国チームは大会出場不可」というFIVBの解釈に従い、無観客の練習試合だけを行って帰国することになった。KOVO関係者は、大会運営の混乱について「重ねておわびする」と話した。
黃奎引 kini@donga.com





