
韓国と米国が、李在明(イ・ジェミョン)大統領とトランプ米大統領の初の首脳会談の開催時期を今月25日で最終調整していることが確認された。韓日シャトル外交(相互訪問)の再開を強調した李氏は、訪米前に日本を訪れることを重視し、日本側と首脳会談の日程を協議しているという。
7日、韓米日の外交筋によると、韓米が李氏とトランプ氏による首脳会談の日程を25日で最終調整しており、あとはトランプ氏の最終決断を待つのみだという。韓米首脳会談が25日に実現すれば、李氏の就任から82日目となる見通しだ。韓国大統領室は「韓米両国は早期の首脳会談開催の必要性に共感し、日程などの詳細事項について緊密な意思疎通を続けている」とし、「最終調整が整えば米国側と時期を協議したうえで発表する予定だ」と明らかにした。
関連業界によると、李氏は韓国政府が造船業協力のために米国に提案した造船業「MASGA(Make American Shipbuilding Great Again)」プロジェクトの核心施設である米フィラデルフィアのフィリー造船所を訪問することも検討しているという。韓米首脳会談が開かれれば、先月妥結された韓米関税交渉の詳細内容の協議をはじめ、「韓米同盟の現代化」に関連したトランプ氏の「安保請求書」圧力が本格化するとの見通しが出ている。
李氏は韓米首脳会談と合わせて、石破茂首相との首脳会談も推進している。韓日首脳会談が韓米首脳会談より先に開かれれば、初の事例となる。
パク・フンサン記者 シン・ギュジン記者 tigermask@donga.com






