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米移民当局に拘束された韓国人大学生、収容所へ移送

米移民当局に拘束された韓国人大学生、収容所へ移送

Posted August. 05, 2025 09:01,   

Updated August. 05, 2025 09:06


聖公会の司祭である母親に同行して合法的に米国に入国し、大学に通っていた韓国人のコ・ヨンスさん(20)が米移民当局に拘束されて議論となっている中、コさんが3日午前2時(現地時間の)にルイジアナ州の移民者収容所に移送された。当初コさんが拘束されていたマンハッタン移民税関捜査局(ICE)庁舎からルイジアナ収容所までは車で約21時間かかる。

同日、駐ニューヨーク韓国総領事館と米州韓人奉仕教育団体協議会によると、ICEはコさんの所在を問われ、ルイジアナ州の収容所に移送されたと明らかにした。コさんは大韓聖公会ソウル教区初の女性司祭であるキム・ギリさんの娘だ。2021年にキムさんが取得した宗教ビザ(R-1)の同伴家族ビザ(R-2)で入国し、ニューヨークで高校を卒業し、インディアナ州のパデュー大学に在学していた。

米国土安全保障省は、キムさんが所属教区を移る過程で今年3月にR-1ビザが撤回されたため、同伴ビザであるR-2も終了したとし、コさんを不法滞在者に分類した。コさんは先月31日、これを説明するために裁判所に出頭したが、キムさんが見守る中、ICE職員に拘束された。

総領事館は「裁判所でコさんの審理が21日に延期された状況で逮捕が行われた」とし、「近く裁判所に出頭しなければならない状況でコさんが南部へ移送された理由と今後の方針について問い合わせている」と明らかにした。また、ルイジアナ州を管轄する駐ヒューストン韓国総領事館が4日中にコさんへの領事面会を申請する予定だという。


ニューヨーク=イム・ウソン特派員 imsun@donga.com