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李大統領「光州の軍空港移転は政府が責任」、TF設置を指示

李大統領「光州の軍空港移転は政府が責任」、TF設置を指示

Posted June. 26, 2025 08:32,   

Updated June. 26, 2025 08:32


李在明(イ・ジェミョン)大統領は25日、光州(クァンジュ)の軍空港移転問題をめぐる地域対立を解決するため、大統領室に光州、全羅南道(チョンラナムド)、全羅南道務安郡(ムアングン)、企画財政部、国土交通部、国防部が参加する6者タスクフォース(TF)の設置を指示した。

李氏は同日午後、光州国立アジア文化殿堂で開かれた光州市民・全羅南道民タウンホールミーティングで、軍空港移転について務安郡が反対している状況を聞いた後、このように述べた。李氏は、「適切に妥協し合えば、より良い状態を皆が享受できる」とし、「国家単位で責任を取るのが正しいと考える」と述べた。

李氏は、地域均衡発展も強調した。李氏は「大韓民国は過度に首都圏に集中している。首都圏が過密になることで生じる問題がほとんどだ」とし、「均衡発展を通じて国土を効率的に活用すれば、ある程度解決できる問題だ」と述べた。

李氏は、司法試験復活を提起した市民の意見には、「個人的に一定部分共感する」とし、「『科挙制ではなく、蔭敍(ウムソ)制になっているのではないか』という懸念を一瞬持ったことがある」と述べた。ただし「個人的にはロースクール制度がすでに長期間定着しているため、廃止は容易ではない」との認識を示した。

李氏は20日、蔚山(ウルサン)人工知能(AI)データセンター開所式に出席したほか、前日には12月中に海洋水産部の釜山(プサン)移転を指示するなど、釜山・慶尚南道(キョンサンナムド)の民心を取り込む動きを見せた。続いて同日、全羅道を訪れ、地域懸案を直接管理した。李氏は同日午前、妻の金恵京(キム・ヘギョン)氏とともに、現職大統領としては初めて全羅南道高興(コフン)の国立小鹿島(ソロクト)病院を訪れた。


朴訓祥 tigermask@donga.com