
グローバルコンサルティング会社のマッキンゼーによると、世界中のデータセンターの需要は、2023~2030年に年平均最大22%増加すると予測される。この中でも、AIデータセンターの需要が年平均33%成長するものと推定される。国際統計サイト「スタティスタ」によると、昨年3月基準で、米国(5381社)や中国(449社)、日本(219社)などに比べ、韓国が保有しているデータセンターは極めて足りない水準だ。
AIデータセンターの構築が難しい理由は、AI半導体の他に電力インフラや冷却技術などが必要なためだ。さらに、これを網羅する運営ノウハウも欠かせない。
SKグループは、SKハイニックスの高帯域幅メモリー(HGM)などの半導体技術力、SKテレコム・SKブロードバンドのデータセンターのノウハウ、SKガス・SKマルチユーティリティの電力インフラなど、各系列会社の力量結集を前面に押し出している。さらに、SKイノベーションのエネルギー貯蔵装置(ESS)、SKエンムーブの液浸冷却技術などが加わると、安定的なAIデータセンターの運営が可能になるというのがSKグループの判断だ。
世界1位のクラウド事業者であるAWSが、SKグループと手を組んだのも、このような総合的な力量を高く評価したためだという分析が出ている。SKグループとAWSは2027年から15年間、データセンターの建設とネットワーク運営、半導体サプライチェーン、エネルギーインフラなど各社の長所を活用して、AI・クラウド環境を提供する計画だ。
SKグループは、蔚山(ウルサン)を拠点に全国的にAIインフラの強化に乗り出し、今後韓国が「AI3大強国」に生まれ変わることに寄与する方針だ。SKグループは、「蔚山AIデータセンターが完成すれば、関連企業の投資誘致などを通じて蔚山経済の活性化が実現するだろう」とし、「蔚山の産業体質も改善されうる」と明らかにした。
パク・ジョンミン記者 기자






