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俳優トム・クルーズさんに米アカデミー名誉賞

俳優トム・クルーズさんに米アカデミー名誉賞

Posted June. 19, 2025 09:35,   

Updated June. 19, 2025 09:35


「史上最も広く知られ、興行収益も上げる俳優の1人であり、すべてのスタントを自らこなすほど演技に深い献身を示した」—(米映画芸術科学アカデミー・AMPAS)

韓国国内で「トム兄」という愛称で親しまれている人気俳優トム・クルーズさん(62)が、生涯初めて米アカデミー賞(オスカー)の受賞者に選ばれた。1981年の映画『エンドレス・ラブ』でデビューして以来44年、90年の映画『7月4日に生まれて』でオスカー主演男優賞にノミネートされて以来35年目の快挙となった。

アカデミー賞を主催するAMPASは17日(現地時間)、今年のアカデミー名誉賞受賞者として、クルーズさんと振付家・監督のデビー・アレン、プロダクションデザイナーのウィン・トーマスさんの3人を発表した。授賞式は11月、米ロサンゼルスのレイ・ドルビー・ボールルームで開かれる第16回ガバナーズ・アワードで行われる。

AMPASは公式ホームページで、「クルーズさんは劇場で映画を観るという体験の重要性を常に擁護してきた」とし、「特にパンデミックという困難な時期に、映画業界がそれを乗り越えるのに大きな役割を果たした」と受賞理由を明らかにした。2022年に主演・制作を務めた『トップガン マーヴェリック』は全世界で15億ドル(約2兆578億ウォン)を稼ぎ出すなど、クルーズさんが世界的な興行力を持つ存在であることが評価されたのだ。

AMPASはまた「クルーズさんの映画制作への並々ならぬ献身と劇場体験への信念、スタント界への貢献は私たちすべてに感動を与えた」と強調した。クルーズさんは、先月韓国で公開された『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』でも、飛行中の飛行機にしがみつく危険なスタントを自らこなすなど、驚異的な演技への情熱を見せた。

今回の受賞で、クルーズさんは「オスカー無冠」というレッテルをついに返上した。クルーズさんは、『7月4日に生まれて』と『ザ・エージェント』(1997年)で主演男優賞に、『マグノリア』(2000年)で助演男優賞にノミネートされたが、いずれも受賞を逃した。一方、ゴールデングローブ賞ではこれら3作品すべてに同部門でノミネートされ、いずれも受賞している。制作にも関わった『トップガン マーヴェリック』は23年のオスカー作品賞にノミネートされたが、受賞はならなかった。


イ・ホジェ記者 hoho@donga.com