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イスラエルのイラン空爆で原油価格急騰、世界株式市場も動揺

イスラエルのイラン空爆で原油価格急騰、世界株式市場も動揺

Posted June. 14, 2025 09:43,   

Updated June. 14, 2025 09:43


イスラエルのイラン空爆の報道を受け、国際原油価格が10%以上急騰した。主要な原油輸送路であるホルムズ海峡の封鎖懸念も浮上し、世界の株式市場は一斉に下落し、ビットコインなどの仮想資産価格も急落した。

13日(現地時間)、ロンドン国際金融先物取引所(ICE)では、8月物ブレント原油先物価格が前日比12.9%上昇し、1バレル78.31ドルまで急騰した。これは2022年3月のロシアによるウクライナ侵攻以来、最大の上昇幅だ。米ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の7月物西テキサス産原油(WTI)先物価格も前日比13.4%上昇し、1バレル77.16ドルまで急騰した。

中東の緊張が高まる中、国際原油価格が大きく変動した。中東地域は世界の原油生産量の3分の1を占め、イランは石油輸出国機構(OPEC)加盟国の中で3番目に多くの原油を生産する国だ。

特に専門家は、イランがイスラエルの空爆に対する報復措置として、主要な原油輸送路であるホルムズ海峡を封鎖したり、海上タンカーを攻撃したりする可能性があると懸念している。世界的な投資銀行(IB)であるJPモルガンは、イスラエルとイランの武力衝突が中東全域に拡大した場合、国際原油価格が1バレル130ドルまで上昇する可能性があると警告した。原油価格が100ドルを超えると、世界的なインフレ圧力が高まり、高金利を引き起こし、景気後退の懸念を増幅させる可能性がある。

特に中東産原油への依存度が高い韓国は、輸入原油の約70%をホルムズ海峡経由で調達しているため、封鎖されればエネルギー供給に深刻な影響を受ける可能性があるとの指摘もある。このため、韓国産業通商資源部は同日、輸出非常対策会議を開き、輸出入物流への影響を点検した。

世界の株式市場も動揺した。韓国総合株価指数(KOSPI)は同日0.87%下落し、2,894.62で取引を終えた。内需関連株を除くほとんどの銘柄が下落し、6月に入って続いていた上昇基調が崩れた。日本の日経平均株価や中国の上海総合指数も1%前後の下落を記録した。米国株式市場の先物も1%以上下落した。暗号資産の代表格であるビットコインの価格も24時間前比3%以上下落し、10万5千ドルを下回った。

一方、安全資産である金の価格は急騰した。ブルームバーグなどによると、金先物価格は1%以上上昇し、1オンス(oz)あたり3443.50ドルまで上昇した。最近弱含んでいたドルの価値も上昇に転じた。主要6ヵ国通貨に対するドルの価値を示すドルインデックスは同日98.33まで上昇した。ドル高が進み、最近下落傾向にあったウォン・ドル為替レートも反発した。同日、ソウル外国為替市場でウォン・ドル為替レートは午後3時30分の取引終了時点で前日比10.9ウォン上昇し、1369.6ウォンで取引を終えた。


イ・ドンフン記者 dhlee@donga.com