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K2戦車、ポーランド向け第2次輸出迫る、過去最大の9兆ウォン規模

K2戦車、ポーランド向け第2次輸出迫る、過去最大の9兆ウォン規模

Posted June. 11, 2025 07:59,   

Updated June. 11, 2025 07:59


12・3非常戒厳事態と技術移転の問題で遅れていた現代(ヒョンデ)ロテムとポーランドとのK2戦車の2回目の輸出契約が、早ければ今月中にも交わされるという見通しが出ている。

10日、防衛産業業界と関係当局などによると、180台分のK2戦車のポーランド向け輸出契約が迫っているという。輸出規模は約9兆ウォン台で、K防衛産業の単一輸出契約としては史上最大になる見通しだ。輸出物量180台のうち110台余りは、現代ロテムが韓国国内で生産して輸出し、残りはポーランド国営防衛産業会社PGZが現地で生産する予定だ。この過程で、現代ロテムはK2戦車技術の一部を伝授する。

これに先立って、ポーランド政府は2022年7月、韓国から計30兆ウォン規模の戦車、自走砲、戦闘機などを導入する基本契約を交わした。現代ロテムとポーランドは同年8月、K2戦車に対する約4兆5000億ウォン規模の1次輸出契約を交わし、それによって国内で生産した180台を今年末までポーランドに納入する。

第2次契約は、昨年末に交わされる予定だったが、ポーランドの政権交代、技術移転の範囲などをめぐり交渉が難航した。さらに昨年末に戒厳事態まで重なり、契約が6ヵ月ほど遅れた。

今回契約することになるK2戦車は、従来のモデルより性能が改良された輸出用戦車だ。このため、第2次輸出物量は180台で、1次の時と同じだが、金額は約2倍に跳ね上がった。


キム・ヒョンミン記者 kalssam35@donga.com