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「誰にも止められない」シェフラーがメモリアル・トーナメントを連覇

「誰にも止められない」シェフラーがメモリアル・トーナメントを連覇

Posted June. 03, 2025 09:28,   

Updated June. 03, 2025 09:28


男子ゴルフ世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(29・米国)がまたもや優勝を飾った。今季3勝目で、通算16勝目となる。

シェフラーは2日、米オハイオ州ダブリンのミュアフィールド・ビレッジGC(パー72)で開催された米男子ツアー(PGA)の昇格大会のザ・メモリアル・トーナメント4日目の最終ラウンドで、2アンダーの70をマーク。通算10アンダーの278で、ベン・グリフィン(米国)に4打差をつけ、昨年に続いて大会連覇を達成した。

「ゴルフ界の伝説」ジャック・ニクラス(85)が主催する大会は、4大メジャー戦と「ザ・プレーヤーズ選手権」に次ぐ重要な大会とされる。大会連覇は、「ゴルフ帝王」タイガー・ウッズ(50・米国)が1999年から2001年にかけて3連覇して以来24年ぶりのこと。

シェフラーは昨年12月、手のひらを大きく負傷し、今季のスタートが他の選手より約1ヵ月遅れた。しかし、5月に開催されたCJカップと全米プロゴルフ選手権に続き、今季3勝目を挙げた。シェフラーは2022年のフェニックス・オープンでツアー初優勝を果たして以来わずか3年4ヵ月で16勝目に到達。これはサム・スニード、ニクラス、ウッズに次ぐ史上4番目の速さだ。

昨年はマスターズ・トーナメントと全米プロを含めシーズン7勝を挙げ、パリ五輪でも金メダルを獲得している。

優勝賞金400万ドル(約55億ウォン)を手にしたシェフラーは、ローリー・マキロイ(北アイルランド)を抜いて今季の賞金ランキング1位(1,455万8697ドル)に浮上。フェデックスカップランキングでも1位の座に就いた。

優勝後、18番のグリーン前でニクラスとともに立ったシェフラーは、「この大会はいつもタフだが、優勝できるのは本当に素晴らしいこと。いい形で締めくくって、ニクラスと握手できて誇らしい」と語った。

同日、米ウィスコンシン州エリンのエリン・ヒルズ・ゴルフコース(パー72)で行われた米女子ツアー(LPGA)ツアーの今季メジャー第2戦「全米女子オープン」では、マヤ・スターク(26・スウェーデン)が優勝した。スタークは通算7アンダーの281を記録し、女子ゴルフ世界ランク1位のネリー・コルダ(米国)ら2位グループを2打差で抑えて頂点に立った。優勝賞金は240万ドル(約33億ウォン)。韓国勢では崔慧珍(チェ・ヘジン)が通算4アンダーの284で4位タイとなり、最上位となった。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com