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増えるステーブルコイン取引、第1四半期に57兆ウォンに迫る

増えるステーブルコイン取引、第1四半期に57兆ウォンに迫る

Posted June. 03, 2025 09:27,   

Updated June. 03, 2025 09:27


今年第1四半期(1~3月)に、韓国国内の仮想通貨取引所で取引されたステーブルコインの規模が57兆ウォンに達したことが分かった。このうち、ドル建てのステーブルコインであるテザー(USDT)の売買代金が全体の80%を超えている。

2日、韓国銀行(韓銀)が国会企画財政委員会所属の祖国革新党の車圭根(チャ・ギュグン)議員に提出した資料によると、第1四半期の韓国国内の5大仮想通貨取引所(アップビット・ビッサム・コビット・コインワン・ゴパックス)で取引されたドル建てのステーブルコインであるUSDTとサークル(USDC)、USDSの3種の売買代金は計56兆9537億ウォンだった。韓銀が把握した韓国内ステーブルコインの取引規模が具体的に公開されるのは今回が初めてだ。

このうち、USDTが47兆3311億ウォン(83.1%)で最も大きな割合を占めている。それからUSDCが9兆6186億ウォン(16.9%)の順だった。USDSは41億ウォン(0.01%)の水準に止まった。その他、群小ステーブルコインは、取引規模が微々たるものだったり、取引支援の中断(上場廃止)が頻繁にあったりで、韓銀の統計に含まれなかった。

ステーブルコインとは、米ドルなどの法定通貨と連動して価値を安定的に維持することを目標とする仮想通貨を意味する。韓銀は昨年7月、仮想通貨利用者保護法の施行後、5大取引所を相手に資料要求権を行使し、ステーブルコインの関連統計を蓄積してきた。

5大取引所のステーブルコインの売買代金は、昨年第3四半期の17兆598億ウォンから第4四半期は60兆2902億ウォンへと一気に3倍以上増え、今年第1四半期まで同様の水準を維持している。ドナルド・トランプ米大統領が昨年11月初め、仮想通貨産業育成公約を前面に掲げ、当選したのが取引急増に影響を及ぼしたものと分析される。

決済、送金需要を中心にステーブルコインが急成長する中、韓銀もウォン建てステーブルコインの発行に積極的に意見を述べている。李昌鏞(イ・チャンヨン)韓銀総裁は、先月の記者懇談会で、「ウォン建てのステーブルコインは、ドル建てステーブルコインと取引が容易で、資本規制回避手段として使われる可能性がある。ひとまず監督が可能な銀行圏から、(発行を)始めなければならないという立場だ」と言及した経緯がある。


全主榮 aimhigh@donga.com